感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
tamako
7
一般の読者にも理解できるような平易な言葉で日本の動物政策について網羅的、冷静に、関係者への尊敬と動物への愛情を持って書かれている。著者の打越綾子先生は講演も素晴らしい。少々厚い本だけど、動物関係の進学を考えている高校生は必読。2025/01/19
ダル
2
獣医師といえば小動物臨床が一般的なイメージで、公衆衛生分野ではどんな活躍の場があるのか、知る機会は多くありません。本書では広く動物関係の分野が語られ、どのような葛藤や課題があるのか総論的に解説されており、獣医学部やそこを目指す学生にも読んでいただきたいと思いました。公衆衛生での獣医師が一般に知られるようになれば、「なぜ治療しないのか」「なぜ殺処分するのか」と現場で責められることも減ると期待したい。業務として実施する獣医師だって葛藤し、人間を優先して苦肉の決断をしていることを理解していただきたいです。2025/12/21
chiisai_dog
2
動物関連のボランティアに関わることになりそうだったので事前に勉強しようと思い読んだ。愛玩動物、動物園の動物、野生動物、実験動物などのカテゴリに分けて動物政策を社会科学の観点から見るのは新しい視点だと思った。動物園や野生動物の事例は実際の事例も詳細に記載されており、事前知識がない人でも理解しやすい内容だと思う。 昨今は極端な意見が拡散されやすい傾向がある中、対立ではなく協働や対話を重んじた立場が一貫されており、人にも勧めやすい。2025/08/20




