内容説明
恋愛について、どのような研究が行われ、それらにはどのような課題があるのか。批判的な視点も交えながら心理学・脳科学・遺伝子研究といった領域における重要研究を解説。
目次
第1部 恋の吊り橋効果は本当か(有名な吊り橋実験は何を明らかにしたのか;吊り橋実験の応用―生理的喚起の錯誤帰属に関する実験)
第2部 恋愛における男女の違い(恋愛にまつわる男女の差;異性の誘いを受け入れるかどうかに関する男女の違い;男性は女性のどこを見ているのか;テレビがボディ・イメージや食行動に及ぼす影響に関する研究)
第3部 恋愛に対する自然科学からのアプローチ(恋愛に関するfMRIを使った実験;遺伝子からいた恋愛;オキシトシンとパーソナルスペースに関する実験)
著者等紹介
斉藤慎一[サイトウシンイチ]
ペンシルベニア大学大学院博士課程修了(Ph.D)。専門はメディア研究と社会心理学。現在、東京女子大学現代教養学部心理・コミュニケーション学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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