目次
先行研究・本書の目的・用語の定義
第1部 働く父親を対象とした実証的検討(長期育休を取得した男性のキャリア意識はどのように変容するのか?(研究1)
男性の育休はキャリア自律やワークライフバランスにどのように影響するのか?(研究2)
働く父親は長期育休を取得する男性に対してどのようなイメージを抱いているのか?(研究3))
第2部 働く母親を対象とした実証的検討(夫の育休は働く妻のキャリア自律やワークライフバランスと関連しているのか?(研究4)
働く母親は長期育休を取得する男性に対してどのようなイメージを抱いているのか?(研究5))
第3部 企業を対象とした実証的検討(企業は男性の育休取得をどのように推進しているのか?(研究6)
男性の育休取得推進策は企業にどのような成果をもたらすのか?(研究7))
本書の全体的結論および総合考察
著者等紹介
尾野裕美[オノヒロミ]
筑波大学人間系准教授。日本製粉株式会社(現:株式会社ニップン)の人事、株式会社インテリジェンス(現:パーソルキャリア株式会社)のキャリアカウンセラー、株式会社リクルートマネジメントソリューションズの研究員を経て独立し、大学生のキャリア形成支援に従事。その後、横浜商科大学専任講師、明星大学准教授を経て2023年4月より現職。筑波大学大学院人間総合科学研究科生涯発達科学専攻修了、博士(カウンセリング科学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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katoyann
20
キャリア自律(自分の価値観をベースとしたキャリア形成を表す)という概念を紹介しながら、男性育休の取得が個人と企業にもたらす影響について論じた研究書。男性の育休は、男性のキャリア自律にポジティブな影響を及ぼすが、女性のそれには影響がないとしている。アンケート調査とインタビュー調査に基づいた研究のため、実証性の高い論文といえる。男性の育休を促進するには、企業の管理職を占める男性の幹部社員の理解が不可欠とする結論も説得力がある。2024/10/16
Go Extreme
2
https://claude.ai/public/artifacts/ec28b3b1-84ff-4727-809d-6b93e0ba5e62 2025/06/22