出版社内容情報
幼児教育の環境、都市部の家庭養育、農村部の留守児童・流動児童、障がい児養育……。現代中国の子育て・教育の現状と課題を、発達心理学に基づく調査により多角的・実証的に捉えた、日中の研究者らによる最新の研究成果。
内容説明
幼児教育の現状、都市部の家庭養育、農村部の留守児童・流動児童、障がい児養育…現状と課題を多角的・実証的に捉えた最新の研究成果。
目次
第1部 中国における幼児教育(中国の0‐3歳児を中心とする託育サービスの現状と課題―浙江省を事例に;中国の就学前教育の発展と課題)
第2部 中国都市部の家庭養育(中国都市部における祖父母の育児参加の現状;祖父母の共同育児と子どものパーソナリティの発達;子ども時代の経験から見た親の養育およびその背景にある家庭文化―都市部の大学に通う中国人大学生を対象として)
第3部 中国農村部の留守児童・流動児童(留守児童および流動児童の動的家族画―過去、現在、未来の家族像を手がかりに;流動児童に開かれた楽園―北京四環遊戯グループ;中国農村部における留守児童の社会情緒発達について)
第4部 中国の障がい児・者および保護者(中国における自閉症児を持つ母親・父親の現状―動的家族描画を通して;中国の養護学校)
著者等紹介
矢藤優子[ヤトウユウコ]
大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。立命館大学総合心理学部教授
吉〓洪[キツゲンコウ]
名古屋大学大学院博士後期課程中途退学。博士(教育心理学)。立命館大学人間科学研究科教授
孫怡[ソンイ]
お茶の水女子大学大学院博士後期課程修了。博士(社会科学)。立命館アジア日本研究機構研究助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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