出版社内容情報
「正しい合理化」のためには「合理性の認識」のアップデートが必要不可欠。ヒュームのコンヴェンション論やゴティエの合理主義的契約論をベースに、最新の行動経済学(ナッジ理論等)や心理学の知見も踏まえて気鋭の哲学者が論じる、「共によく働ける場」を作るための必読書。
●著者紹介
中村隆文(なかむら・たかふみ)
長崎県出身。博士(文学)。2020 年より神奈川大学国際日本学部教授(現在に至る)。著書に,『スコッチウイスキーの薫香をたどって――琥珀色の向こう側にあるスコットランド』(晃洋書房,2021 年),『世界がわかる比較思想史入門』(ちくま新書,2021 年),『リベラリズムの系譜学――法の支配と民主主義は「自由」に何をもたらすのか』(みすず書房,2019 年),など。
内容説明
社会哲学が職場を変える!「正しい合理化」のためにはまず「合理性の認識」のアップデートが不可欠です!気鋭の哲学者が書く、「共によく働ける場」をつくるための必読書。
目次
第1部 一緒に頑張るためには?(協働の難しさ;分かり合うためには ほか)
第2部 組織内での意思決定(みんなで話せばうまくいく?;憶測の排除 ほか)
第3部 管理体制―経営陣と現場(より良き管理体制とは?;管理する側が「理解」すべきこと ほか)
第4部 信頼ある企業(フェアにもうける;合理的というのは道徳的? ほか)
著者等紹介
中村隆文[ナカムラタカフミ]
長崎県出身。博士(文学)。2020年より神奈川大学国際日本学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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hryk
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