内容説明
「1980 アイコ十六歳」で文藝賞!堀田あけみ、日本語を教える。作家歴40年のプロと日本語学者がとっておきの秘訣を教えます!
目次
第1章 辞書と付き合う(ことばの宇宙に踏み出そう;複数の辞書と付き合う;敢えて、紙に拘る;意味だけでは戦えない)
第2章 語彙を増やそう(「語彙」を知っていますか;和語/漢語/外来語;「読める」と広がることばの世界;対義語でことばの地図を描く)
第3章 敬語に強くなる(敬語の種類を知る;尊敬語のコツ;謙譲語のコツ;丁寧語・美化語のコツ;敬語のよくある「誤り」;相手への配慮をことばに表す;改まり語を知る;メールを書く)
著者等紹介
堀田あけみ[ホッタアケミ]
『1980 アイコ十六歳』(文藝賞を当時最年少で受賞)で作家デビュー。椙山女学園大学国際コミュニケーション学部教授。教育の現場では、心理学、小説創作などで教鞭をとる
村井宏栄[ムライヒロエ]
椙山女学園大学国際コミュニケーション学部准教授。日本語学、国語学を専門とし、研究テーマは日本語書記史、辞書史。日本語検定1級合格。平成22年度第2回日本語検定読売新聞社賞(最優秀賞)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くぼたか
5
学生向けに書かれているので、分かりやすく読みやすかったです。子どもが語彙(ボキャブラリー)を増やしたいと言っていたので、紹介されている『感情ことば選び辞典』『ことばの結びつき辞典』『難読漢字選び辞典』『和の感情ことば選び辞典』などをプレゼント、と言いながら私自身が読みたいと思っています。今さらですが、敬語もきちんと使いこなせるようになりたいです。2021/12/29
dobrydenkrtek
0
「正しく伝える」「豊かに語る」特に「豊かに語る」の部分が参考になった。学生とのやりとりなど創作エピソードも面白いので、あっというまに読める。ただし後半半分は「敬語」が占めている。ややとっつきにくいかもと思ったが、面白い事例やエピソードで乗り切れた。日本語で文(文章)を産出する人なら読んでおいて損はないと思う。2024/08/02
読書家さん#hGzTjX
0
ちょっと読みにくくて、読み進めるのに時間がかかった💦 言葉を丁寧に正確に使えるようになりたいと思った。2023/10/03