内容説明
「田園回帰」は何を変えようとしているのか?新たな生活スタイルを求めて都市と農山村を行き交う社会潮流の中で生じている農山村の地域変容の実態を明らかにする。
目次
序 「田園回帰」への視角―イントロダクション
01 田園回帰時代の農山村
02 三重県における人口変化の空間的プロセスと田園回帰
03 和歌山県下旧市町村の将来人口推計と田園回帰
04 移住支援のモノグラフ―NPO・県・市の現場から
05 移住者受け入れによる住まいのつなぎ方―空き家再生と地域社会の受け入れ体制
06 移住者受け入れとなりわいづくり―地域起業と継業
07 農村空間の商品化からコモンの再創造への「田園回帰」
08 社会連帯経済と「田園回帰」との接点を探る
09 田園回帰とネオ内発的発展
著者等紹介
筒井一伸[ツツイカズノブ]
鳥取大学地域学部教授。1974年生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科地理学専攻修了。博士(文学)。専門は農村地理学・地域経済論。愛知県豊根村役場の地域間交流支援専門研究員などを経て鳥取大学地域学部に着任。農山村と都市の地域間関係のあり方を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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