“みる/みられる”のメディア論―理論・技術・表象・社会から考える視覚関係

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“みる/みられる”のメディア論―理論・技術・表象・社会から考える視覚関係

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  • サイズ A5判/ページ数 232p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779515460
  • NDC分類 361.04
  • Cコード C1030

内容説明

“みる/みられる”をめぐる私たちの経験は、どのように変容しつつあるのか。現代社会における“みる/みられる”の関係性を、理論的言説、メディア・テクノロジー、表象空間、社会関係という視点を通して多角的に読み解く。

目次

はじめに―“みる/みられる”からみえるものを考える
第1部 理論的言説から考える“みる/みられる”(“ネットワーク”の感覚配合比率―視覚中心主義の終焉;「見える」/「見えない」の社会理論―まなざしの前提としての社会的承認をめぐって;みる/みられるのポリティクス―視線・監視・ジェンダー;観光は「見る」ことである/ない―「観光のまなざし」をめぐって)
第2部 メディア・テクノロジーから考える“みる/みられる”(人工知能は「見る」ことができるのか―AIにできる/できないことと、人間にしかできないこととは何か;データヴェイランス―観察者不在の監視システム;アイドルコンテンツ視聴をめぐるスコピック・レジーム―マルチアングル機能とVR機能が見せるもの;テレビのなかの身体―リモート元年のワイドショー世界の構造転換を読み解く)
第3部 表象空間から考える“みる/みられる”(デジタルファッションメディア空間における視線と言説―インスタグラム、ファッション、規範的女性像;視線の両義性―一七世紀オランダ風俗画にみる検尿の騙し絵;視覚中心主義としての“私小説”―超越的な「私」の誕生)
第4部 社会関係から考える“みる/みられる”(みる/みられる自由・権利・義務―それらに関わる法と現在;メディアミックス的なネットワークに組み込まれる人びとの身体―サンリオピューロランドにおけるテーマ性/テーマパーク性の流動化;観光の「みる/みられる」が再編するアート―マレーシア・ペナンにおけるストリートアートの増殖と観光の論理;口コミを観る/観られる―爆買いを解き明かす口コミ理論を考える)

著者等紹介

高馬京子[コウマキョウコ]
明治大学情報コミュニケーション学部専任准教授

松本健太郎[マツモトケンタロウ]
所属:二松學舎大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Go Extreme

3
みる/みられるからみえるものを考える 理論的言説 ネット-ワークの感覚配合比率 見える/見えないの社会理論 みる/みられるのポリティクス 観光 メディア・テクノロジ データヴェイランス アイドルコンテンツ視聴 テレビのなかの身体 表象空間 デジタルファッションメディア空間における視線と言説 視線の両義性 視覚中心主義としての私小説 社会関係 みる/みられる自由・権利・義務 メディアミックス的なネットワークに組み込まれる人びとの身体 観光のみる/みられるが再編するアート 口コミを観る/観られる2021/07/15

Mealla0v0

3
いくつかの章を。大黒論文では、「みる/みられる」に関する感覚配合比率を問いに附すが、その概念を提起したマクルーハンを初めとするトロント学派のメディア論を歴史的に位置づけつつ、ベンヤミンなどとの交錯、現在におけるメディア状況との比較から批判的に捉え直している。その門下生の大久保論文では私小説の感覚配合比率の問題が論じられており、メディア美学の精髄といったものが感じられる。もうひとりの門下生の山口論文では現在の監視はビッグデータ技術に基づくため、監視者は不在であり、視線なき監視だと論ずる。2021/05/26

よっちん

0
研究室2023/02/15

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