内容説明
「進化しました!」と胃瘻の手術を終えたA君は、私を迎えてくれた―筋ジストロフィー病棟の患者たちは、進行性の疾患を抱えながら、同じ病気の兄弟や仲間とともにいかに入院生活を成り立たせているのか。日々の生活のなかの具体的な生に迫る。
目次
第1部 「進化」する身体―小児病棟で臥床して暮らす人びとの経験(「かかわり」の経験;「食べる」経験;「臥床する生活」経験)
第2部 開かれた日常―成人病棟に暮らす人びとの経験(入院生活と時間;同病者と暮らす入院生活)
第3部 筋ジストロフィー病棟の患者たちを取り巻く人びとの経験(筋ジストロフィー病棟で働く看護師の語り;筋ジストロフィー病棟に見舞いに来る母親たちの経験;筋ジストロフィー病棟で生きる)
著者等紹介
石田絵美子[イシダエミコ]
一般企業勤務を経て聖路加看護大学(現・聖路加国際大学)に学士編入。同大卒業後、総合病院の精神科病棟と国立病院機構の外来(呼吸器、小児神経内科)で看護師として勤務。2014年大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻博士後期課程単位取得退学。博士(保健学)。現在、神戸市看護大学精神看護学助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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