内容説明
人文・社会科学の存在意義とは何か。51名の人文学者による「わたしの人文学宣言」。
目次
第1章 われわれはどこから来たのか(歴史の前に立ちつくして;「小国外交史」から「グローバルな地域研究」へ;文献学への回帰 ほか)
第2章 われわれは何ものなのか(人文学と教養教育;人文学のあり方をめぐって―西洋史研究の現場から;江戸が危ない―歴史学の「内憂外患」 ほか)
第3章 われわれはどこへ行くのか(私の人文学宣言;人文学の「自己弁護」―アメリカの事例から;労働リテラシーという人文学の課題 ほか)