感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
buuupuuu
14
食はテーブルの上で完結するものではなく、生産、輸送、売買等を含んだ体制を背景にしている。この体制をフードシステムといい、現代のそれは多国籍的で産業的だという特徴を持っている。これに関連して様々な倫理的問題が生じる。残酷な家畜の飼育体制や遺伝子組み換え作物等が典型である。またグローバルフードシステムそのものが倫理的観点から問題視される。これは昨今の資本主義批判と共通する論点を持っているようだ。本書は入門書として、単なる賛成反対ではなく、論点を整理して、様々な選択肢を考えられるようにしている所に好感が持てる。2022/06/02
ゆうやけPC
1
倫理学者と肉食は敵同士なんだろうなと思った2024/06/28
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