心理臨床の視座の転換をめざして

個数:

心理臨床の視座の転換をめざして

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年03月19日 14時38分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 170p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784779513350
  • NDC分類 146.04
  • Cコード C3011

出版社内容情報

臨床における神秘的体験の記述、怒り、弱さ、包括的心理療法、震災時ケアの考察など、日本のゲシュタルト療法の第一人者の論考を集約

まえがき

1 .スピリチュアルな経験

2 .いと“弱き”もの:その視座の転換
 プロローグ
 いと“弱き”もの
 その人と私
 “のめり込み”かけて
 視座の展開
 エピローグ

3.怒りはひとりでには惹起されない:そのメカニズムの探求
 プロローグ
 1 .怒りを考えさせられたエピソード
 2 .怒りが関係性の中で惹起される例とその考察
 3 .5つの例の考察のまとめ
 4 .怒り考
 5 .日常の怒りをどうするか
 6 .怒りへのゲシュタルト流介入
 エピローグ

4 .現代の“魔女狩り”と人間性:人間の性との闘い
プロローグ
 1.中世の魔女狩り
 2.現代の“魔女狩り”の様相
 3.現代の“魔女”経験の心理的過程
 4.人間の性との闘い
 エピローグ

5.包括的心理臨床における“癒し”の研究:バリ島における調査から
 はじめに
 目 的
 概念の理解
 方 法
 結果と考察
 おわりに

6 .老若のつながり
 1.「老」と「若」のつながり
 2.ケースに見る「老」と「若」の関係性
 3.「老」と「若」のコペルニクス的転回

7 .老いに見る男らしさ
 はじめに
 体験学習に見る老人のイメージ
 老いにおける男らしさ
 “老い”とは,そして再び男らしさとは

8 .教師から見た教育の可能性89
 プロローグ
 1.誰 が
 2.誰 に
 3.何 を
 4.告白的な教師論
 5.教育の可能性について
 エピローグ

9.幼児・児童・生徒への大震災時の心のケア:その功罪と教職員が二次災害にならないために
 プロローグ
 1.心のケアとは
 2.被災のプロセス
 3.幼児の思考の発達に応じた心のケアについて
 4.心のケアの具体例1
 5.心のケアの具体例2
 6.Debriefingについて
 7.心のケアの功罪
 8.二次被災について
 9.教職員が二次災害にならないために
 10.危機に際して問われているのは人間性である
 11.生きる希望と回復への知恵
 12.これからシステムとして保育所,園,学校にできること
 エピローグ

10.若者の心の問題と心理的援助

11.気がつけばカウンセラー:私は何故カウンセラーになったか
 カウンセラーになることに影響のあったエピソード
 専門家をめざして
 どのようにカウンセリングを学んできたか
 カウンセラーとしての喜びと苦しみ
 カウンセラーとしての将来像
 あとがき

倉戸 ヨシヤ[クラト ヨシヤ]
著・文・その他

目次

1 スピリチュアルな経験
2 いと“弱き”もの:その視座の転換
3 怒りはひとりでには惹起されない:そのメカニズムの探求
4 現代の“魔女狩り”と人間性:人間の性との闘い
5 包括的心理臨床における“癒し”の研究:バリ島における調査から
6 老若のつながり
7 老いに見る男らしさ
8 教師から見た教育の可能性
9 幼児・児童・生徒への大震災時の心のケア:その功罪と教職員が二次災害にならないために
10 若者の心の問題と心理的援助
11 気がつけばカウンセラー:私は何故カウンセラーになったか

著者等紹介

倉戸ヨシヤ[クラトヨシヤ]
1936年埼玉県久喜市生まれ。1959年同志社高校より推薦にて同志社大学文学部心理学専攻卒(文学士)。1959‐1971年大阪社会事業短大(現大阪府立大学)助手・講師・助教授。1972年Springfield College Graduate School修士課程修了(M.Ed.)。1975年University of Massachusetts Graduate School of Education博士課程修了(Ed.D.)。1973-1975年University of Massachusetts(Teaching Assistant)。1975-1976年San Francisco State University Graduate School(Lecture & Counselor)。1978年San Diego Gestalt Training CenterよりDiploma取得。1976-1984年甲南大学文学部助教授・教授。1984-1992年鳴門教育大学大学院生徒指導講座教授(将来構想委員長)。1992-2000年大阪市立大学生活科学部教授。1998-2000年学部長(定年退職 大阪市立大学名誉教授)。2000-2007年関西大学社会学部教授。2007-2012年福島学院大学大学院教授。2009年度日本人間性心理学会学会賞。2018年度日本心理臨床学会学会賞。日本心理臨床学会理事、日本臨床心理士資格認定協会評議員、日本人間性心理学会理事長、日本心理学会終生会員、大阪府臨床心理士会会長、APA(Life time member)、International Gestalt Therapy Association(Board member)、Phi Delta Kappaなどを歴任。現在、日本心理臨床学会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。