出版社内容情報
初歩の記述統計は勿論のこと,推測統計では仮説の採択・棄却や有意差の論理を詳しく手ほどきする。設問と解答も手を抜かず充実させた
はじめに & この教科書の使い方
第1部 準備編
0章 まえふり?なぜ心理学を学ぶのに統計を勉強しなければいけないのか?
0-1 心理学の領域
0-2 なぜ統計が必要か
0-3 心理統計法を学ぶと……
0-4 算数・数学が苦手な方へ
1章 データと尺度
1-1 データと尺度
1-2 尺度の4つの種類
1-3 名義尺度
1-4 順序尺度
1-5 間隔尺度と比例尺度
1-6 尺度の種類による情報の量
1-7 データの分類
1-8 こころを数値化する
コラム1 摂氏と華氏と絶対温度
第2部 記述統計編
2章 データをまとめてみる(図表編)
2-1 記述統計とは
2-2 データをまとめることの意味
2-3 カテゴリーデータについて表にまとめる
2-4 連続的なデータを度数分布表にまとめる
2-5 グラフにまとめる
コラム2 累積度数と相対累積度数
コラム3 グラフのごまかし
コラム4 電卓での2乗の計算方法
3章 データをまとめてみる(記述統計量編)
3-1 代表値
3-1-1 平均値
3-1-2 中央値(メジアン,メディアン)
3-1-3 最頻値(モード)
3-2 散布度
3-2-1 分散
3-2-2 標準偏差
3-2-3 四分位範囲
3-2-4 レンジ
3-2-5 散布度はなぜ必要か
3-3 代表値と散布度の指標の使い分け
3-4 標準化得点と偏差値
コラム5 イメージとリアルと
コラム6 平均値の数式と算出方法
コラム7 歪度と尖度
4章 記述統計?相関分析とピアソンの積率相関係数
4-1 相関分析とは
4-2 相関の有無,強さ,そして正と負
4-3 相関と散布図
4-4 ピアソンの積率相関係数の読み取り
4-5 ピアソンの積率相関係数の算出方法
コラム8 相関係数の絶対値での表記
コラム9 ピアソンの積率相関分析をおこなってはいけない場合
コラム10 共分散と相関係数
コラム11 相関分析と推測統計
第3部 推測統計編
5章 サンプリング
5-1 調査の種類(全数調査と標本調査)
5-2 サンプリング 66
5-3 母集団のパラメータ(母数)と標本統計量
コラム12 偏りのないサンプリングのために
6章 確率と正規分布
6-1 確率とは?
6-2 確率分布
6-3 正規分布
6-4 正規分布と標準偏差
6-5 標準正規分布
コラム13 イメージとリアルと(その2)
7章 確率の読み取り
7-1 二項分布の確率の読み取り方
7-2 標準正規分布の確率の読み取り方(z から確率を読み取る)
7-3 標準正規分布の確率の読み取り方(確率からz を読み取る)
コラム14 正規分布以外の確率分布の例
8章 推 定
8-1 点推定(平均値)
8-2 点推定(分散)
8-3 点推定(比率)
8-4 区間推定(平均値)
8-5 平均値の信頼区間の算出方法
8-6 分散の信頼区間の算出方法
8-7 比率の信頼区間の算出方法
9章 検定の基礎
9-1 帰無仮説と対立仮説
9-2 第一種の過誤と第二種の過誤
9-3 有意水準とp 値
第4部 基本的な統計的仮説検定
10章 分散の等質性の検定
10-1 分散の等質性の検定の考え方
10-2 推測統計の流れ
コラム15 有意水準と検定結果の記述方法
コラム16 対応ありデータと対応なしデータ
11章 対応なしデータについての平均値の差の検定(分散が等しい場合)
11-1 対応ありと対応なし
11-2 対応なしの平均値の差の検定(分散が等しい場合)の考え方
11-3 推測統計の流れ
12章 対応なしデータについての平均値の差の検定(分散が等しくない場合)
12-1 対応なしの平均値の差の検定(分散が等しくない場合)とその考え方
12-2 推測統計の流れ
コラム17 有意でなかった場合の表現
13章 対応ありの平均値の差の検定1
13-1 対応ありの2つの平均値の差の検定とその考え方
13-2 推測統計の流れ
14 章 独立性の検定
14-1 クロス表と独立性の検定
14-2 独立性の検定とその考え方
14-3 推測統計の流れ
コラム18 χ?のもう1つの算出方法
コラム19 イエーツの連続性補正
コラム20 フィッシャーの正確確率検定
コラム21 2 × 2 以外の場合
第5部 他の推測統計など
15章 相関分析の推測統計(無相関検定)
15-1 推測統計の流れ
16章 その他の分析方法およびまとめ
16-1 分析方法と尺度水準
16-2 最後に
コラム22 平均値の差の検定の前提としての分散の等質性の検定
コラム23 分散分析
練習問題の解答よび解説
索 引
付録1 復習ノート
ノート1 割合とパーセンテージ(百分率)
ノート2 小数の四捨五入
ノート3 以上,以下,未満,より大きい,より小さい
ノート4 有効桁数
ノート5 絶対値
ノート6 まるめの誤差
付録2 付表
付表1 標準正規分布
付表2 t 分布(信頼区間)
付表3 F 分布
付表4 t 分布
付表5 χ? 分布
あとがき
鈴木 公啓[スズキ トモヒロ]
著・文・その他
目次
第1部 準備編(まえふり―なぜ心理学を学ぶのに統計を勉強しなければいけないのか;データと尺度)
第2部 記述統計編(データをまとめてみる(図表編)
データをまとめてみる(記述統計量編) ほか)
第3部 推測統計編(サンプリング;確率と正規分布 ほか)
第4部 基本的な統計的仮説検定(分散の等質性の検定;対応なしデータについての平均値の差の検定(分散が等しい場合) ほか)
第5部 他の推測統計など(相関分析の推測統計(無相関検定)
その他の分析方法およびまとめ)
付録
著者等紹介
鈴木公啓[スズキトモヒロ]
博士(社会学)。広島大学教育学部卒(1999年)。東洋大学大学院社会学研究科修了(2008年)。現職:東京未来大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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