感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
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穀物のために降る雨眺めつつやわらかごはんをゆっくり食べるp.15 鏡さえ割れる自由のあることを 波頭きらめき打ち寄せてくる p.17 ふるものは雨だけなりし昨日jまでまだ眠たさの沼を出られず p.20 雨粒のような汚れのある道に日傘の人の影うつりたり p.21 新しい雨はふらぬかひにゃりと燃える家族にふりそそぐ雨p.21 濁流の底ははるかにほんとうは水はこわくてしかたないんだp.24 ゆきふるという名前持つ男の子わたしの奥のお座敷にいるp.23 遺伝子のコピーのミスも血縁の愛と受け止めればよいのでしょうか2017/04/29