出版社内容情報
人間が生理・心理・社会・環境的に満足できる状態=健康とは? 哲学,心理学,社会学,言語学,環境科学等から論じた学際的研究成果
はじめに
01 ホメオスタシス的維持と精神
1 はじめに
2 ホメオスタシスとその意味するもの
3 実用的な必要性
4 結論
02 自己卑下・自己高揚―文化における適応課題解決の戦略
1 成功と失敗の因果帰属と自己評価
2 個人主義文化における自己高揚と集団主義文化における自己卑下
3 文化と精神の相互作用的アプローチ
4 選好と拒否
5 適応課題を解決する戦略としての自己高揚と自己卑下
6 自己高揚・自己卑下の領域特殊性
7 精神的健康の概念
03 典型的な学際的領域としての言語学
1 チョムスキーの言語理論とデカルト・ガリレオの科学伝統
2 バイオ言語学
3 文の生成プロセス=計算
4 コンピュータへの導入
5 強度派生普遍規則モデルに基づくパージング法
6 マージ(Merge)の解析
7 ムーヴ(Move)の解析
8 構成素統御を使わない束縛規則の解析
9 統一的分析法を目指して
10 さいごに
04 情報を組織化する手段としての身体―比較言語学的概観
1 はじめに
2 身体部位語の空間的拡張
3 関係的拡張
4 要約
05 異文化コミュニケーションと会議通訳
1 通訳の種類
2 センス(意味)の理解
3 文化コミュニケーションと文化的コンテキスト
4 OJT(On The Job Training)
5 2007年度のOJT の一覧表
6 まとめ
06 環境化学物質が動物の行動に与える影響
1 ヒトにおける行動毒性学
2 マウスやラットにおける行動毒性学
3 鳥類における行動毒性学
4 魚類における行動毒性学
5 おわりに
07 細胞の分化・進化とストレス負荷
1 生命と細胞
2 細胞のストレス負荷
3 分子レベルのストレス応答
4 細胞レベルのストレス応答
5 ストレス応答と細胞の分化/進化
6 細胞のストレス応答の利用と再生医療
08 「健康的存在」を通しての学際的研究
? 偉寧[ライ ウェイリン]
編集
寺嶋 正明[テラシマ マサアキ]
編集
山 祐嗣[ヤマ ヒロシ]
編集
目次
01 ホメオスタシス的維持と精神
02 自己卑下・自己高揚―文化における適応課題解決の戦略
03 典型的な学際的領域としての言語学
04 情報を組織化する手段としての身体―比較言語学的概観
05 異文化コミュニケーションと会議通訳
06 環境化学物質が動物の行動に与える影響
07 細胞の分化・進化とストレス負荷
08 「健康的存在」を通しての学際的研究
著者等紹介
頼偉寧[ライウェイリン]
名古屋大学教養教育院准教授
寺嶋正明[テラシママサアキ]
神戸女学院大学人間科学部教授
山祐嗣[ヤマヒロシ]
大阪市立大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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