境界線上の法/主体―屈託のある正義へ

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境界線上の法/主体―屈託のある正義へ

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  • サイズ 46判/ページ数 318p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779512377
  • Cコード C3032

出版社内容情報

絶えず境界線を引きながら生きる我々に、正義を語る資格はあるのか。今日身近な問題群をテーマに法と正義とのあり方を探究する。

プロローグ――境界線上の法/主体――



序 章 主体の行方、ワタシの在処………………………………………………江口厚仁

     ――アイロニカルな主体に向けて――





第?部 専門家を疑う

第1章 検察審査員に対する評価の構造…………………………………………宇都義和

     ――司法参加における主体の捉え方――



第2章 「規範的主体」から「リスク管理主体」への転回……………………山田恵子

     ――倫理的弁護士像をめぐって――



第3章 紛争当事者が真実を語るとはどのようなことか………………………上田竹志

 

コラム1 日和幼稚園事件について  語り手:佐藤美香、聞き手・構成:小佐井良太





第?部 貶められる人びとのほうへ

第4章 「ヘイト・スピーチ」で問われないもの…………………………………土屋明広

     ――見える主体と見えない主体――



コラム2 差別、排外主義と「恐怖」――「尊厳ある社会」の到来を信じて  金賢一



第5章 「先生ってゲイなんですか?」にどう答えるか…………………………吉岡剛彦

     ――少数者であることを否定するという差別を考える――



コラム3 私たちの性、性別を決めるのは、誰の、どのような規範か  山下梓



第6章 身体性なき主体の自己・契約・倫理……………………………………城下健太郎

     ――決断主義の脱構築をめざして――



コラム4 腐女子たちの「防衛戦」はどこまで向かうの?  ?静凡





第?部 踏みとどまるために

第7章 場所の権利をめぐる断章………………………………………………兼重賢太郎

     ――場所への定位と場所からの解放とのはざまで――



第8章 若者をめぐる自己責任言説に抗して……………………………………杉田真衣



コラム5 わかっちゃいるけどやめられない人たち  中山進



第9章 「働くこと」の「自明性」はどこまで自明か……………………………林田幸広

     ―――ベーシック・インカム構想を「触媒」にして考える――



コラム6 「ポスト・トゥルース(真実)」時代の報道  鈴木美穂



第10章 抵抗の身ぶりと流儀………………………………………………………木原滋哉

      ――オキナワ・フクシマ・ミナマタとともに生きる――



     *



読書案内



エピローグ――屈託のある正義のために――




江口 厚仁[エグチ アツヒト]
編集

林田 幸広[ハヤシダ ユキヒロ]
編集

吉岡 剛彦[ヨシオカ タケヒコ]
編集

内容説明

絶えず境界線を引きながら生きていかざるを得ない我々に、屈託なく正義を語る資格はあるのだろうか?

目次

主体の行方、ワタシの在処―アイロニカルな主体に向けて
第1部 専門家を疑う(検察審査員に対する評価の構造―司法参加における主体の捉え方;「規範的主体」から「リスク管理主体」への転回―倫理的弁護士像をめぐって;紛争当事者が真実を語るとはどのようなことか)
第2部 貶められる人びとのほうへ(「ヘイト・スピーチ」で問われないもの―見える主体と見えない主体;「先生ってゲイなんですか?」にどう答えるか―少数者であることを否定するという差別を考える;身体性なき主体の自己・契約・倫理―決断主義の脱構築をめざして)
第3部 踏みとどまるために(場所の権利をめぐる断章―場所への定位と場所からの解放とのはざまで;若者をめぐる自己責任言説に抗して;「働くこと」の「自明性」はどこまで自明か―ベーシック・インカム構想を「触媒」にして考える;抵抗の身ぶりと流儀―オキナワ・フクシマ・ミナマタとともに生きる)

著者等紹介

江口厚仁[エグチアツヒト]
1959年生まれ。九州大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。法社会学専攻。九州大学教授

林田幸広[ハヤシダユキヒロ]
1971年生まれ。九州大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。法社会学専攻。九州国際大学教授

吉岡剛彦[ヨシオカタケヒコ]
1972年生まれ。九州大学大学院法学研究科博士後期課程修了。法哲学専攻。佐賀大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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