出版社内容情報
心理学的研究の歴史的流れや概念から、成人期の知覚や創造性の加齢変化、そして高齢期の幸福のありかたまで豊富なデータを用いて解説
まえがき
第1部 成人発達とエイジングの課題と方法
1章 成人発達とエイジングの研究
1 成人発達とは何か
2 エイジングとは何か
3 成人発達のモデル
4 生涯発達的視点
コラム1 エイジング・クイズ
2章 成人発達とエイジングの研究方法
1 加齢変化に対する3つの効果
2 年齢の意味
3 対象者と測定尺度の選択
4 発達研究のデザイン
5 発達研究法
コラム2 機能年齢の推定
第2部 領域別にみた加齢変化
3章 身体の加齢変化
1 老化とは何か
2 外見の加齢変化
3 体型・運動調節系の加齢変化
4 内臓機能の加齢変化
5 脳神経系の加齢変化
コラム3 フレイルとは何か
4章 感覚・知覚の加齢変化
1 視覚の加齢変化
2 聴覚の加齢変化
3 味覚の加齢変化
4 嗅覚の加齢変化
5 皮膚感覚の加齢変化
コラム4 高齢者の不慮の事故
5章 記憶・学習の加齢変化
1 記憶の情報処理モデル
2 記憶の加齢変化
3 学習の加齢変化
コラム5 高齢者の自伝的記憶
6章 知能・知恵・創造性の加齢変化
1 成人知能の知能テストによる研究
2 成人知能の認知論的研究
3 知 恵
4 成人の知能のモデル
5 創造性の加齢変化
コラム6 フリン現象―世代が進むにつれて知能は高くなっているのか
7章 パーソナリティの加齢変化
1 特性論的アプローチ
2 類型論的アプローチ
3 発達段階論的アプローチ
4 パーソナリティの性差の加齢変化
コラム7 長寿と性格
8章 成人のキャリア発達と生産性の加齢変化
1 キャリア発達の段階
2 生産性の加齢変化
3 熟達化
コラム8 陳腐化
第3部 幸福な老いの探求
9章 高齢期の健康とライフスタイル
1 平均寿命と健康寿命
2 高齢者の疾患の特徴
3 成人期の健康とライフスタイル
4 高齢期の身体機能と認知機能の維持
コラム9 主要死因別死亡率の推移
10章 高齢期の社会関係と社会活動
1 成人期の社会関係の変化
2 高齢期の社会活動
コラム10 孤立死(孤独死)
11章 高齢期のQOL・生活満足度・幸福感・生きがい
1 高齢期のQOL
2 高齢期の生活満足度・幸福感
3 高齢期の生きがい
コラム11 ポジティブ・エイジング7つの戦略
西村 純一[ニシムラ ジュンイチ]
著・文・その他
目次
第1部 成人発達とエイジングの課題と方法(成人発達とエイジングの研究;成人発達とエイジングの研究方法)
第2部 領域別にみた加齢変化(身体の加齢変化;感覚・知覚の加齢変化;記憶・学習の加齢変化;知能・知恵・創造性の加齢変化;パーソナリティの加齢変化;成人のキャリア発達と生産性の加齢変化)
第3部 幸福な老いの探求(高齢期の健康とライフスタイル;高齢期の社会関係と社会活動;高齢期のQOL・生活満足度・幸福感・生きがい)
著者等紹介
西村純一[ニシムラジュンイチ]
医学博士。東京家政大学人文学部教授。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了(1973年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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