多様化する社会と多元化する知―「当たり前」を疑うことで見える世界

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多様化する社会と多元化する知―「当たり前」を疑うことで見える世界

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  • サイズ A5判/ページ数 236p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784779511493
  • Cコード C0030

出版社内容情報

激動する現代社会をどう理解すればいいのか。社会科学の基本的な考え方を学び、混乱期を生き抜くための「知」の力を身につけよう。

序章 なぜ、今、大学で学ぶのか?



第?部 現代社会を読み解く「知」



 第1章 何が決めるの? 行為の適切・不適切

       ――法と慣習の視点から考える



 第2章 「奨学金の回収を強化すべきだ」でよいのか?

       ――教育社会学から見る奨学金問題



 第3章 いかにして「嫌いな相手」と新しい関係を創り出すか?

       ――社会学からシステムとして見る人間関係の悩み



 第4章 戦争って常に悪いもの?

       ――国際関係論の視点から見る軍隊の役割の多面性



 第5章 インターネットは民主主義の敵なのか味方なのか?

       ――政治学の視点から見るネットの自由と安全保障をめぐるジレンマ



 第6章 グローバル化は国際社会を変えるのか?

       ――国際関係論から見る地球規模の諸問題



第?部 経済活動を読み解く「知」



 第7章 あなたは合理的に行動している?

       ――行動経済学から見る人間の意思決定



 第8章 もしもロビンソン・クルーソーが故郷に帰らなかったら?

       ――経済学から見る国の発展と貿易



 第9章 どのように政策を評価する?

       ――財政学から考える財政健全化問題



 第10章 なぜ、配当を払う企業と払わない企業があるのか?

       ――会計学とコーポレイト・ファイナンスの視点から「良い企業」について考える



 第11章 パクリ天国に異変?

       ――知的財産権から見る中国



第?部 ケース&ディスカッション



【ケース&ディスカッション?】

 日本の地球温暖化対策をどのように考えるべきか?



【ケース&ディスカッション?】

 いろいろ知らないはずの私たちは、どうしてうまくやれるのか?



終章 「見えにくい」を「見る」ために

       ――「何でもできる」から「何ができる」へ



片山 悠樹[カタヤマ ユウキ]
愛知教育大学教育学部専任講師。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期過程単位取得退学。教育社会学専攻。『「ものづくり」と職業教育』(岩波書店、2016年)ほか。

山本 達也[ヤマモト タツヤ]
清泉女子大学文学部地球市民学科准教授。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。国際関係論・公共政策論・情報社会論専攻。『革命と騒乱のエジプト』(慶應義塾大学出版会、2014年)ほか。

吉井 哲[ヨシイ サトシ]
名古屋商科大学経済学部教授。北海道大学大学院経済学研究科博士課程修了。理論経済学・経済学説史専攻。『日本経済の常識』(分担執筆、ナカニシヤ出版、2014年)ほか。

内容説明

激動する現代社会をどう理解すればいいのか。社会科学の基本的な考え方を学ぶなかで、混乱期を生き抜くための「知」の力を身につける。

目次

なぜ、今、大学で学ぶのか?
第1部 現代社会を読み解く「知」(何が決めるの?行為の適切・不適切―法と慣習の視点から考える;「奨学金の回収を強化すべきだ」でよいのか?―教育社会学から見る奨学金問題;いかにして「嫌いな相手」と新しい関係を創り出すか?―社会学からシステムとして見る人間関係の悩み;戦争ってつねに悪いもの?―国際関係論の視点から見る軍隊の役割の多面性;インターネットは民主主義の敵なのか味方なのか?―政治学の視点から見るネットの自由と安全保障をめぐるジレンマ;グローバル化は国際社会を変えるのか?―国際関係論から見る地球規模の諸問題)
第2章 経済活動を読み解く「知」(あなたは合理的に行動している?―行動経済学から見る人間の意思決定;もしもロビンソン・クルーソーが故郷に帰らなかったら?―経済学から見る国の発展と貿易;どのように政策を評価する?―財政学から考える財政健全化問題;なぜ、配当を払う企業と払わない企業があるのか?―会計学とコーポレート・ファイナンスの視点から「良い企業」について考える;パクリ天国に異変?―知的財産権から見る中国)
第3部 ケース&ディスカッション(日本の地球温暖化対策をどのように考えるべきか?;いろいろ知らないはずの私たちは、どうしてうまくやれるのか?)
「見えにくい」を「見る」ために―「何でもできる」から「何かができる」へ

著者等紹介

片山悠樹[カタヤマユウキ]
1977年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(人間科学)。現在、愛知教育大学教育学部准教授。専攻は、教育社会学

山本達也[ヤマモトタツヤ]
1975年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。現在、清泉女子大学文学部地球市民学科准教授。専攻は、国際関係論、公共政策論、情報社会論

吉井哲[ヨシイサトシ]
1978年生まれ。北海道大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。現在、名古屋商科大学経済学部教授。専攻は、理論経済学、経済学説史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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センケイ (線形)

1
身近だが批判的に見返せてなかった興味深いトピックが目白押しで、読後の今や、理解してたつもりだった自分が恐ろしい。そうでなくても近々調べたいと興味を惹かれていたトピックがこれまた多く、まさにこの現在に必要な観点を、無駄のない範囲と密度で凝縮した、そんな本と言えるだろう。実際、奨学金の在り方やグローバル化の陰と陽など、目下SNSで議論されているような話題が、選りすぐられているわけっだ。読者想定は主に大学1年とあったけれども今の自分でも十分な読み応え。2018/02/25

れどれ

0
開けてみたら大学一年生を対象とした本だったから読み応えはなかった。法学、経済学、国際政治学といった社会科学を学ぶにあたっての方針を示す内容で、簡明ながら公正で公平な目線を獲得できるよう、慎重で丁寧な記述が心がけられている。十代にはもってこい。ロビンソン・クルーソーの物語にifを継ぎ足して国家の成立と貿易、その破綻などを描いていく話は読みものとして面白かった。2021/08/14

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