出版社内容情報
対人関係におけるあいまいさへの耐性と精神的不健康の関係を、大学生2000人を対象に新尺度を用いて実証的に検討し明らかにする。
第1章 あいまいさへの非寛容研究の展開と問題提起
第1節 あいまいさへの非寛容研究の経緯
第2節 あいまいさへの非寛容研究の諸問題
第3節 本研究の目的と構成
第2章 あいまいさへの非寛容概念の整理と尺度構成の試み
第1節 本章で検討する問題
第2節 MAT-50 の因子構造(研究1)
第3節 IIAS の作成(研究2)
第4節 IIAS-R の作成(研究3)
第5節 まとめ
第3章 あいまいさへの非寛容とストレスコーピング
第1節 本章で検討する問題
第2節 あいまいさへの非寛容と特性的認知的評価・ストレスコーピングとの関連性(研究4)
第3節 あいまいさへの非寛容と特性的対人ストレスコーピングとの関連性
第4節 あいまいさへの非寛容と状況的対人ストレスコーピングとの関連性(研究6)
第5節 まとめ
第4章 認知的脆弱性としてのあいまいさへの非寛容
第1節 本章で検討する問題
第2節 抑うつへの影響(研究7)
第3節 ストレス反応・ハピネスへの影響―対人的ストレッサーの場合―(研究8)
第4節 ストレス反応・ハピネスへの影響―全般的ストレッサーの場合―(研究9)
第5節 まとめ
第5章 全体的まとめと展望
第1節 本研究の成果と限界
第2節 あいまいさへの非寛容研究の展望
友野 隆成[トモノ タカナリ]
同志社大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程修了(2006年)現在,宮城学院女子大学学芸学部准教授主著に,『パーソナリティ心理学概論』(鈴木公啓(編)ナカニシヤ出版, 2012 年分担執筆)『心理学概論[第2 版]』(岡市廣成・鈴木直人(監)ナカニシヤ出版,2014 年 分担執筆)『パーソナリティ心理学ハンドブック』(日本パーソナリティ心理学会(企)福村出版, 2013 年 分担執筆)ほか。
目次
第1章 あいまいさへの非寛容研究の展開と問題提起(あいまいさへの非寛容研究の経緯;あいまいさへの非寛容研究の諸問題;本書の目的と構成)
第2章 あいまいさへの非寛容概念の整理と尺度構成の試み(本章で検討する問題;MAT‐50の因子構造(研究1)
IIASの作成(研究2)
IIAS‐Rの作成(研究3))
第3章 あいまいさへの非寛容とストレスコーピング(本章で検討する問題;あいまいさへの非寛容と特性的認知的評価・ストレスコーピングとの関連性(研究4)
あいまいさへの非寛容と特性的対人ストレスコーピングとの関連性(研究5)
あいまいさへの非寛容と状況的対人ストレスコーピングとの関連性(研究6))
第4章 認知的脆弱性としてのあいまいさへの非寛容(本章で検討する問題;抑うつへの影響(研究7)
ストレス反応・ハピネスへの影響―対人的ストレッサーの場合(研究8)
ストレス反応・ハピネスへの影響―全般的ストレッサーの場合)
第5章 全体的まとめと展望(本研究の成果と限界;あいまいさへの非寛容研究の展望)
著者等紹介
友野隆成[トモノタカナリ]
同志社大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程修了(2006年)。現在、宮城学院女子大学学芸学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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