出版社内容情報
「文脈」と「間」,「場」,そして,「ことば」に対する深い洞察に 裏付けられた,まったく新たなコミュニケーション空間の創出方法
はじめに
第1部 基 本 編
1 端緒:分岐点としてのひとつの出来事とそのいくつかの文脈
1 文脈としての家族療法(1)コミュニケーション・モデル
2 文脈としての家族療法(2)ミラノ・システミック・モデル
3 文脈としてのアンデルセンの歩みとその夜の出来事
2 基本:規則ではなく,手引きのようなものとして
1 基本概念
2 基本構成
3 基本手順
4 会話の作法
5 会話の環境
プラスワンポイント[アンデルセンにおける会話のイメージ]
3 特質:本体・様相・作用の観点から
1 本体:観察を観察すること
2 様相:ヘテラルキーと斜め性
3 作用:かたり,はなし,ゆるひ
4 「うつし」としてのリフレクティング
第2部 応用編:さまざまな領域のための具体的プログラム
4 スーパービジョンのためのプログラム
1 スーパービジョンの意義と類型
2 リフレクティング応用の仕組みと手順
3 具 体 例
プラスワンポイント[観察焦点のバリエーション]
5 事例検討のためのプログラム
1 事例検討の意義と基本構成
2 リフレクティング応用の仕組みと手順
3 具 体 例
プラスワンポイント[アズ・イフ・プロセス]
6 職種間等の連携促進のためのプログラム
1 連携・協働の類型と課題
2 リフレクティング応用の仕組みと手順
3 具 体 例
プラスワンポイント[多部署・多機関による会議]
7 その他の多様なプログラム
1 質的研究の分析における活用
2 地域での住民座談会における活用
3 専門職へのフィードバック・ミーティングにおける活用
4 オープン・ダイアローグにおける活用
矢原 隆行[ヤハラ タカユキ]
1968 年/宮崎県生まれ1991 年/九州大学文学部卒業2000 年/九州大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学現在/広島国際大学医療福祉学部教授共著書に『[新版]構築主義の社会学』(世界思想社,2006)『ナラティヴからコミュニケーションへ―リフレクティング・プロセスの実践』(弘文堂,2008)『ナラティヴ・アプローチ』(勁草書房,2009)『家族療法テキストブック』(金剛出版,2013)共訳書にJ. A. ホルスタイン& J. F. グブリアム『アクティヴ・インタビュー― 相互行為としての社会調査』(せりか書房,2004)T. マリネンほか『会話・協働・ナラティヴ―アンデルセン・アンダーソン・ホワイトのワークショップ』(金剛出版,2015)
目次
第1部 基本編(端緒:分岐点としてのひとつの出来事とそのいくつかの文脈;基本:規則ではなく、手引きのようなものとして;特質:本体・様相・作用の観点から)
第2部 応用編:さまざまな領域のための具体的プログラム(スーパービジョンのためのプログラム;事例検討のためのプログラム;職種間等の連携促進のためのプログラム;その他の多様なプログラム)
著者等紹介
矢原隆行[ヤハラタカユキ]
1968年宮崎県生まれ。1991年九州大学文学部卒業。2000年九州大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、広島国際大学医療福祉学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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