アクティブラーニング型授業としての反転授業理論編

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  • サイズ A5判/ページ数 198p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784779510885
  • NDC分類 377.15
  • Cコード C3037

出版社内容情報

日本の大学で行われている反転授業の取組を調査し、アクティブラーニング型授業の発展型の一つとして位置づけるための理論を探る

はじめに 

序 アクティブラーニング型授業としての反転授業(溝上慎一)

 1 反転授業とは

 2 学習と成長パラダイムを推進するアクティブラーニング

 3 アクティブラーニング型授業の一つとしての反転授業



第1部 反転授業がもたらした学びの環境



01 「わかったつもり」を「わかった」へ導く反転授業の学び(森 朋子)

 1 浮かび上がったアクティブラーニングの課題

 2 反転授業のデザイン

 3 反転授業の学びの構造 

 4 おわりに  



02  アクティブラーニングとしての反転授業における教育効果(1)(本田周二・三保紀裕)

 1 はじめに

 2 データからみる反転授業 

 3 考  察



03  アクティブラーニングとしての反転授業における教育効果(2)(三保紀裕・本田周二)

 1 はじめに

 2 反転授業で起きている学びのプロセスを捉える

 3 考  察  



第2部 反転授業を支える環境



04 反転授業を支える環境として教員支援を考える(岩?千晶)

 1 反転教育に関する教授支援の必要性

 2 反転授業に関する先行研究

 3 アンケート調査の方法

 4 アンケート調査と考察

 5 アンケート調査のまとめ



05  教師を支える:反転授業の教育環境支援(安部有紀子)

 1 はじめに:学生中心の授業づくりに向けた挑戦 

 2 アクティブラーニングにおける学習支援 

 3 日米の学習支援センターの発展から見る学習支援の変遷

 4 学び合いの中で成長する学生:学習コミュニティの構築

 5 学習支援で扱う学習技法の最新動向 

 6 反転授業における学習上の課題への学習支援からのアプローチ 

 7 おわりに



第3部 反転授業の個別の形



06 理工系科目における反転授業のデザインと効果(塙 雅典)

 1 はじめに

 2 知識習得型科目とアクティブラーニング

 3 反転授業とインストラクショナル・デザイン 

 4 反転授業用事前学習用講義動画の作成・配信環境

 5 山梨大学における反転授業の効果の一例 

 6 反転授業の限界 

 7 おわりに 



07 「ヒューマン・コンピュータ・インタラクション」における反転授業

:Moodleログデータからの学習活動の分析(平川正人)

 1 はじめに

 2 Moodle とログデータ

 3 対象授業の概要

 4 反転授業の方法

 5 反転授業の効果と課題

 6 ログデータに基づく分析

 7 更なる頂を目指して  

 8 おわりに



08  理系における反転授業:知識の修得と応用展開能力養成の試み(古澤修一)

 1 はじめに

 2 授業概要

 3 これまでの授業方法とその課題

 4 反転授業の方法  

 5 反転授業の実施結果 

 6 考  察

 7 課  題

 8 おわりにかえて:その後の展開



09  初等中等教育における反転授業(福本 徹)

 1 はじめに  

 2 なぜ,初等中等教育でも反転授業なのか 

 3 これからの学びについて 

 4 反転授業の設計 

 5 コンテンツとネットワークの接続形態  

 6 反転授業に関する評価 

 7 実践する上での課題  





森 朋子[モリ トモコ]
関西大学教育推進部教授

溝上 慎一[ミゾカミ シンイチ]
京都大学高等教育研究開発推進センター准教授,京都大学博士(教育学)。1970年生まれ。神戸大学教育学部卒業,1996年京都大学高等教育教授システム開発センター助手・講師を経て,2003年より現職。専門は,青年心理学(現代青年期,自己・アイデンティティ形成,自己の分権化)と高等教育(大学生の学びと成長,アクティブラーニング,学校から仕事へのトランジション,高大接続)。主な著書に『自己形成の心理学―他者の森をかけ抜けて自己になる―』(世界思想社, 2008),『現代青年期の心理学―適応から自己形成の時代へ―』(有斐閣選書, 2010),『大学生の学び・入門―大学での勉強は役に立つ!―』(有斐閣アルマ, 2006)など。