グローバル・イシュー―都市難民

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  • サイズ A5判/ページ数 194p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779510861
  • Cコード C3031

出版社内容情報

かつて国連難民高等弁務官事務所に従事した著者が,農村から都市部へと向かう難民の実態と,援助のあり方を包括的に議論する。

 まえがき



序 章 問題の概観



  1 はじめに



  2 現代の危機と移動する多様な人々



  3 急激な都市化と都市型災害



  4 不可視の人々

     ――利便性と危険性――



  5 ?現実は選択の問題ではない?という多様な理由を理解する



第1章 背景と文脈



  1 都市難民とは何か



  2 困難な定義



  3 UNHCRの見方と取り組み



  4 敬遠・忌避される難民キャンプ



  5 都市にとって、なぜ都市難民が問題なのか



  6 都市難民が抱える特有の事情



第2章 都市難民へのアプローチ

     ――基本となるデータと分析法――



  1 はじめに



  2 移動の心的状況



  3 都市への流入と困難な実態把握



  4 国際強制移動研究と生計アプローチ



第3章 難民の法的保護

     ――国家の政策と法制――



  1 はじめに



  2 国家の安全保障への懸念と負担の感覚



  3 厳しさを増す?北?への入国と暴力的抵抗



  4 法の実施と難民保護



  5 UNHCRの新政策と保護活動



  6 登録と難民認定



  7 書類入手と法的地位



  8 労働権



  9 まとめ

     ――人道と政治(市民権)――



第4章 都市で生きる



  1 はじめに



  2 受け入れ国での障害



  3 深刻な住居問題



  4 頻繁な移動と登録



  5 ?ただ待つ?ことは病気にする



  6 生きるための戦略・工夫



  7 歪んだ戦略を強いられる難民もいる  



  8 絆の社会ネットワーク



  9 当面の課題 



  10 調査と介入 



第5章 都市の成長と危機移動

     ――地方自治体と国際人道援助――



  1 はじめに



  2 地方自治体の責任と役割



  3 多様な対象者と援助 



  4 移動と開発



  5 都市開発と人道活動



  6 人道空間と人道行為者



  7 人道援助とコミュニティでの生活



  8 法的枠組みと統合過程



第6章 グローバルな避難民と都市対応の人道活動



  1 はじめに



  2 不可逆的な都市化と国民国家の人口管理政策



  3 グローバル化の高まりと南北間の格差の拡大



  4 おわりに

     ――広い視野と新しい人道指針――



終 章 都市難民の研究

     ――倫理と科学的厳密さ――



     *



 注



 あとがき



 参考文献 



 人名索引



 事項索引

小泉 康一[コイズミ コウイチ]
1948年 仙台市に生まれる1973年 東京外国語大学インドシナ科卒業1977年 東京外国語大学大学院修士課程修了    国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)タイ駐在プログラム・オフィサー,英オックスフォード大学難民研究所客員研究員,ジュネーヴ大学国際関係高等研究所で研究に従事現在 大東文化大学国際関係学部教授専攻 難民・強制移動民研究主著 『「難民」とは何か』(三一書房,1998年),『国際強制移動の政治社会学』(勁草書房,2005年),『グローバリゼーションと国際強制移動』(勁草書房,2009年),『国際強制移動とグローバル・ガバナンス』(御茶の水書房,2013年),Koichi Koizumi and Gerhard Hoffstaedter (eds), Urban Refugees: challenges in protection, services and policy, Routledge, London,2015,他

内容説明

世界中の都市へ、スラムへと逃げ込む難民をどう救うのか。辺境の農村部にある難民キャンプから、都市部へと向かう難民・避難民の実態と、その援助のあり方を包括的に議論する。

目次

序章 問題の概観
第1章 背景と文脈
第2章 都市難民へのアプローチ―基本となるデータと分析法
第3章 難民の法的保護―国家の政策と法制
第4章 都市で生きる
第5章 都市の成長と危機移動―地方自治体と国際人道援助
第6章 グローバルな避難民と都市対応の人道活動
終章 都市難民の研究―倫理と科学的厳密さ

著者等紹介

小泉康一[コイズミコウイチ]
1948年仙台市に生まれる。1973年東京外国語大学インドシナ科卒業。1977年東京外国語大学大学院修士課程修了。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)タイ駐在プログラム・オフィサー、英オックスフォード大学難民研究所客員研究員、ジュネーヴ大学国際関係高等研究所客員研究員。現在、大東文化大学国際関係学部教授。専攻、難民・強制移動民研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Mealla0v0

3
難民/国内避難民の都市流入の問題化としての、「都市難民」。それは急速な都市化と並行した急速なスラム化をもたらし、都市型災害を配備することになる。この問題は、グローバル化のネガでもある。というのは、「移動(モビリティ)」は難民たちの自力でも行われるが限界がある一方で、グローバル・エリートたちはビジネスのためにそれを簡単に行えているからだ。――こうした視点から難民問題を眺めるのは面白い。近年のシリア難民の問題にも触れられていて非常にアクチュアリティのある本。意外とオススメできる感じ。2017/12/28

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