出版社内容情報
社会主義とは何だったのか。東ドイツ社会を生きた人々の日常生活の一面を掘り起こし、社会主義社会の歴史的経験を検証する。
第?部 いまなぜ東ドイツか
第一章 歴史としての東ドイツ
第二章 東ドイツ研究の現在
第?部 東ドイツ社会を生きる
第三章 農村の社会主義体験
土地改革から農業集団化へ(一九四五‐一九六〇)
第四章 職場における「つながり」
工業企業現場の実態
第五章 東ドイツでの余暇活動
休暇旅行の実態から
第六章 高齢者と社会
第七章 東ドイツのポピュラー音楽の系譜
第八章 東ドイツ「平和革命」と教会
建設兵士の活動を中心に
第?部 歴史としての社会主義
第九章 思想としての社会主義/現に存在した社会主義
第一〇章 東ドイツの「中間グループ」の役割
第一一章 社会主義経済再考
東ドイツ計画経済の現実
あとがき
参考文献
東ドイツ史略年表
索引
川越 修[カワゴエ オサム]
1947年生まれ。上智大学法学部卒、一橋大学大学院社会学研究科博士課程中退。博士(経済学、同志社大学)。現在、同志社大学経済学部教授。専攻はドイツ近現代社会経済史。 主な著書に、『ベルリン 王都の近代』(ミネルヴァ書房、1988年)、『性に病む社会』(山川出版社、1995年)、『社会国家の生成』(岩波書店、 2004年)、『ワークショップ社会経済史―現代人のための歴史ナビゲーション』(共著、ナカニシヤ出版、2010年)、他。
河合 信晴[カワイ ノブハル]
ロストック大学哲学部歴史学研究所博士課程現代史専攻修了。現在、慶應義塾大学通信教育課程、明治大学政治経済学部他兼任講師。ドイツ現代史専攻。『政治がつむぎだす日常――東ドイツの余暇とふつうの人びと』(現代書館、2015年)、「余暇史における「公」と「私」――ドイツ独裁体制研究を例にして」(三田学会雑誌 108巻1号、2015年)ほか。
内容説明
社会主義とは何だったのか。東ドイツ社会を生きた人々の日常生活の一面を掘り起こし、社会主義社会の歴史的経験を検証する。
目次
第1部 いまなぜ東ドイツか(歴史としての東ドイツ;東ドイツ研究の現在)
第2部 東ドイツ社会を生きる(農村の社会主義経験―土地改革から農業集団化へ(一九四五~一九六〇)
職場における「つながり」―工業企業現場の実態
東ドイツでの余暇活動―休暇旅行の実態から
高齢者と社会
東ドイツのポピュラー音楽の系譜
東ドイツ「平和革命」と教会―建設兵士の活動を中心に)
第3部 歴史としての社会主義(思想としての社会主義/現に存在した社会主義;東ドイツの「中間グループ」の役割;社会主義経済再考―東ドイツ計画経済の現実)
著者等紹介
川越修[カワゴエオサム]
1947年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程中退。現在、同志社大学経済学部教授。社会経済史学専攻
河合信晴[カワイノブハル]
1976年生まれ。ロストック大学哲学部歴史学研究所博士課程現代史専攻修了。Dr.Phil.(現代史)。現在、慶應義塾大学通信教育課程、明治大学政治経済学部他兼任講師。ドイツ現代史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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