ヤマケイ文庫<br> アルプスと海をつなぐ栂海新道―夢の縦走路を拓き、守り続ける人々

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ヤマケイ文庫
アルプスと海をつなぐ栂海新道―夢の縦走路を拓き、守り続ける人々

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784635049498
  • NDC分類 291.5
  • Cコード C0175

出版社内容情報

北アルプス雲上の高嶺から海抜ゼロの日本海の大海原へ――。
50年前に拓かれた岳人憧れの縦走路「栂海新道」に託した、夢と青春のものがたり。

「未開の山稜に、自分たちの手で岩盤を削り、木を伐り、藪を刈って登山道を開設しよう。山小屋も建てよう。そして海水パンツをザックの片隅に忍ばせて、高嶺のお花畑から日本海まで縦走してドボンと海に飛び込むのだ」
標高2418m、北アルプスは後立山連峰の北端・朝日岳から、海抜0m、新潟県糸魚川市の親不知海岸を結ぶ登山道「栂海新道」。
今から50年あまり前、雲上のアルプスと日本海の大海原をつなぐ全長約27kmもの夢の縦走路を手弁当で切り拓いたのは、一介のサラリーマンとその仲間たちだった――。

栂海新道開拓のようすをつづった、さわがに山岳会・小野健さんの名著『栂海新道を拓く 夢の縦走路にかけた青春』をヤマケイ文庫で復刻。
文庫化にあたって、2014年に81歳で他界した小野さんの遺志を引き継ぎ、道の維持・管理を続ける人たちへの取材を通じ、現在の栂海新道のようすを伝える書き下ろしの新章を加えながら、小野さんが遺した開拓当時の貴重な写真をたっぷりの口絵ととも紹介。
開拓の偉業を後世に伝えるさわやかな感動をもらえる一冊。

内容説明

標高2418m、後立山連峰北端の朝日岳と、海抜0m、新潟県糸魚川市の親不知海岸を結ぶ登山道、栂海新道。半世紀あまり前、雲上の北アルプスと日本海の大海原をつなぐ、この全長約27kmもの夢の縦走路を手弁当で切り拓いたのは、一介のサラリーマンとその仲間たちだった。開拓に尽力したさわがに山岳会・小野健の名著『栂海新道を拓く 夢の縦走路にかけた青春』を、書き下ろしの新章を加えて復刻。さわやかな感動がよみがえる。

目次

第1部 山族野郎の青春(栂海新道とはどのような道か;誕生、さわがに山岳会;登山道、犬ヶ岳へ達す ほか)
第2部 それからの栂海新道(栂海新道の四季;栂海新道を守る人たち;海のウェストン祭 ほか)
第3部 栂海新道を守り続ける人々(オノケンさんのいない今;十三年間の単独管理の末に立ち上がった最初の仲間;まわりから見た、「オノケン」という人 ほか)

著者等紹介

小野健[オノケン]
1932年、福島県生まれ。早稲田大学第一理工学部鉱山学科卒業。1961年にさわがに山岳会を結成し、10年かけて栂海新道を開拓。第12回山溪山岳賞、第9回NHK地域放送文化賞などを受賞。2014年に逝去

吉田智彦[ヨシダトモヒコ]
1969年、東京都生まれ。北極圏を流れる大河を下り、延べ3000kmを超える国内外の巡礼路を歩く。生態系を重視しながら災害に強い森づくりに取り組む。福井かひる山風土舎代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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