基礎から分かる会話コミュニケーションの分析法

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基礎から分かる会話コミュニケーションの分析法

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  • サイズ A5判/ページ数 161p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784779510731
  • NDC分類 801.03
  • Cコード C1030

出版社内容情報

さまざまな会話コミュニケーションを明示的な方法論で観察し,理論的かつ体系的に説明しようとする人のための入門書

第1部 会話コミュニケーション分析の基礎

第1章 話し言葉から会話へ:順番交替

【A:理 論 編】

  A-1 話し言葉と会話

A-2 順番交替

A-3 発話の後続部分に関する予測

【B:分 析 編】

B-1 実験方法

B-2 刺激文の分析:係り先未定文節数の変化と文節の種類

B-3 予測結果の全般的傾向

B-4 予測内容の分析



第2章 会話の見方:連鎖分析

【A:理 論 編】

A-1 連鎖分析  

A-2 言語行為論と隣接ペア

A-3 挿入連鎖

A-4 誤解の修復

A-5 応答における選好性 

【B:分 析 編】

B-1 言語の評価的次元  

B-2 評価連鎖  

B-3 遡及的連鎖  

B-4 評価連鎖の事例 

B-5 評価連鎖からの発展



第3章 話し手と聞き手の相互関係:基盤化

【A:理 論 編】

A-1 基 盤 化

A-2 コミュニケーションの階層性 

A-3 対面コミュニケーションの特徴 

A-4 日本語会話におけるあいづち  

【B:分 析 編】

B-1 典型的なあいづちとしての継続子

B-2 感情表出系感動詞

B-3 ターン内位置とタイミング

B-4 聞き手反応を誘発するターンデザイン

B-5 あいづちの連鎖上の生起位置



第2部 理論的拡張

第4章 マルチモダリティ:発話と非言語行動の共起

【A:理 論 編】

A-1  ノンバーバルコミュニケーションからマルチモーダルインタラクションへ

A-2 会話における話し手と聞き手の視線

A-3 発話に共起する非言語行動の記述 

【B:分 析 編】

B-1 ポスター会話の特徴  

B-2 話し手の言語的単位を中心とした分析

B-3 話し手発話抜きの分析



第5章 多人数会話と参与構造

【A:理 論 編】

A-1 多人数会話とターン割り当て

A-2 聞き手の参与役割  

A-3 視線によるアドレス

A-4 二者間バイアス

【B:分 析 編】

B-1 データの特徴

B-2 次話者決定に関わる言語的リソース

B-3 言語的リソースと共有知識



第3部 複雑な社会的・認知的環境への対処

第6章 成員カテゴリー:参与者の会話内での社会的属性 99

【A:理 論 編】

A-1 順番交替システムと隣接ペアの関係

A-2 成員カテゴリー化装置

A-3 成員カテゴリー化装置と会話:「何者として」

A-4 成員カテゴリー化装置と言語行為論:カテゴリー付随活動

A-5 成員カテゴリー化装置と参与役割

【B:分 析 編】

B-1 分析データ:起業コンサルティング

B-2 「応募者」-「助言者」というカテゴリー対

B-3 成員カテゴリー化装置の多重性

B-4 カテゴリーを支えるカテゴリー



第7章 関与配分:会話を取り巻く活動

【A:理 論 編】

A-1 日常生活環境に埋め込まれた会話

A-2 狭義/広義の相互行為

A-3 関与と関与配分

【B:分 析 編】

B-1 対象場面 

B-2 事例1:被験者リスト確認 

B-3 事例2:キャリブレーション順序

B-4 ま と め 







高梨 克也[タカナシ カツヤ]
京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程研究指導認定退学。博士(情報学)。京都大学大学院情報学研究科研究員,一般社団法人社会対話技術研究所理事。主要著作:『多職種チームで科学展示をつくる―日本科学未来館「アナグラのうた」ができるまで』(編著,ひつじ書房,印刷中),『動物と出会うII―心と社会の生成』(共著,ナカニシヤ出版, 2015年)『インタラクションの境界と接続―サル・人・会話研究から』(共編,昭和堂,2010年),『多人数インタラクションの分析手法』(共編,オーム社,2009年)他。

内容説明

サービス産業化がすすむ現代社会において、会話を中心としたコミュニケーションは実際にどのように行われているのでしょうか。本書は、会話データの分析を始めようとしている言語学や心理学、社会学などの分野の初学者や、コミュニケーションに関わるさまざまな実践職の方など幅広い読者に向けて書かれています。さまざまな会話コミュニケーション場面・現象を明示的な方法論を用いて観察し、理論的かつ体系的に説明しようとするときに最初に参照していただける入門書。

目次

第1部 会話コミュニケーション分析の基礎(話し言葉から会話へ:順番交替;会話の見方:連鎖分析;話し手と聞き手の相互関係:基盤化)
第2部 理論的拡張(マルチモダリティ:発話と非言語行動の共起;多人数会話と参与構造)
第3部 複雑な社会的・認知的環境への対処(成員カテゴリー:参与者の会話内での社会的属性;関与配分:会話を取り巻く活動)

著者等紹介

高梨克也[タカナシカツヤ]
京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程研究指導認定退学。博士(情報学)。京都大学大学院情報学研究科研究員、一般社団法人社会対話技術研究所理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ふうふう

3
★★★☆☆難しい内容を噛み砕き噛み砕き説明してくれる。それでも、難しくわからないと感じる。これは、私の努力不足な気がするの。2023/08/27

かづ

2
文献本。第1章から「よくこんなこと思いつくなあ」ってかなり感動しながら読んでた本。会話の理解の予測の可視化の研究とか面白すぎる。こういうのやりたいんだけどなあ(´・ω・`)2017/06/29

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