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内容説明
立ち止まり、日常を振り返る。私たちと他者とをつなぐ「メディア」の分析を通して、コミュニケーション学とは何かを学ぶ。
目次
第1部 コミュニケーションの基本概念(メディア―コミュニケーションを規定する場;コミュニケーション―新たな意味構築の可能性;言語―権力に対抗する言葉の力;時間―継承されるものから見える関係性;空間―「所有」を志向する画一化と分断という行為;文化―歴史や伝統に潜む政治性;アイデンティティ―他者のまなざしに揺れる「自己」)
第2部 コミュニケーションの諸問題(社会と身体―規格化される身体からの解放;日常のなかの差別―差別するかもしれない「私」;働くという行為―社会のなかで問い直される労働の意味;表象と「現実」―「歴史」に対抗する「記憶」の集積;環境と共生―異質性から考える共生のあり方;コミュニケーションの射程―時空を超えた他者との関係性)
著者等紹介
池田理知子[イケダリチコ]
1995年、オクラホマ大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。現在、国際基督教大学教養学部教授。専門はコミュニケーション学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Km
2
コミュニケーション学とは?ってところから入った新参者だけど、なかなかに面白い学問だと思う。さて、finalはどうなるかなー?Aが欲しい!2016/02/15
結
1
コミュニケーション学、特にメディアについてとてもよくわかりました!初心者に優しい!!2017/11/19
まさきち
0
コミュニケーションについての本・・・かな?確かに「媒体を介しての情報の伝達」だからコミュニケーションだけれども,どちらかというと社会問題の伝わり方というほうが書籍の内容を正しく表現してないかな.水俣病について調査していた方のようで,その伝わり方などの視点,考えるべきことは一読の価値があったけれども,タイトルとは違っていた.いい本ではあります.2019/04/10