- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少年(小中学生)
- > KADOKAWA カドカワCエース
出版社内容情報
生徒会長選挙に向けて繰り広げられる派閥工作とパワーゲームは、帆風の疑惑を晴らすために雅王院と行動をともにする食蜂操祈を飲み込まんと襲いかかる。一方、「遺産<レリック>」に迫る警策看取が接触したのは――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
彼方
6
派閥連合の暗躍により、隔てられた校内へと閉じ込められた食蜂と雅王院。未知の手口で強襲をかける敵を迎え撃つ術とは──第2巻。心理掌握に頼り切らない食蜂だからこそのカリスマが光る、さすが主人公向きの存在。味方の記憶も操作できる展開の切り返しや心からの忠誠心と、本当に層が厚くてそりゃあ支えたくなっちゃいますよね…。しかし毎度、常盤台内が物騒すぎて…精神性の未熟さを利用しての能力開発やその他の闇が入り込んでるの、普通に死人や廃人が表向き出てはいないんだろうかと心配になる。それくらい慣れっこなんだろうか…。2024/12/24
コリエル
5
本家超電磁砲と合わせて過去現在で派閥抗争の話を描いているのね。微妙にシンクロさせたりして。しかし殺伐としたお嬢様学校だ。2024/02/10
らっこ
2
手を組む派閥下位組の中でも、熊守さんは怪しげな風体だし煽り力あるし何よりフードの理由が愛らしい。今回はバチバチのバトルですが、口囃子さんも格好よく活躍してます。食蜂好き好きな帆立さんもいいけど、なんのかんのいいつつ最後に甘い口囃子さんは推し。またフェチ力の高い描写入れてくるなと思ってたら、そこが伏線になってたのは面白かったです。その後のフェチ描写に何かあるのかとか勘ぐってガン見してしまったのは仕方なし。密偵として潜入してた新人ちゃんにも物語が発生してるし、裏で手を引く何かも出てきて楽しかった。2023/06/03
mash
1
御坂美琴が冬川先生のペンで描かれることによって不動のヒロインに育っていったのと同様に、乃木先生の少しコミカルなタッチで描かれる食蜂操祈もまた魅力的なヒロインに仕上がってきている。かまちーの作品は、はいむら先生はもちろん、真早先生や凪良先生など、挿絵作者によるキャラの掘り下げが鮮やか。 話の内容はというと、学園都市とはいえよく中学生たちがこんなにも頭脳戦を繰り広げられるなぁ、と驚かされる(語彙力)。頭のいい人の頭の中身を覗くのは楽しい。 あと食蜂さんが自分の脚の太さをかなり気にしてるところが最良。2023/01/26