内容説明
初等教育の現場では、何が行われているのか。「教師と児童のコミュニケーションの連続体としての授業」「教室という場」に注目した探索的研究。
目次
第1章 序論(我が国の教育現場の現状と問題点;“授業”を捉える視点 ほか)
第2章 授業研究の概観(教師の教授行動に関する研究;授業を評価する先行研究 ほか)
第3章 本研究の課題と目的(本研究の課題;本研究の目的 ほか)
第4章 授業中の教師の行動に関する検討(一斉授業における教師・児童発話の特徴;一斉授業における教師の指名行動の特徴 ほか)
第5章 一斉授業における雰囲気の検討(異なる教授スタイルを有する2クラスの授業雰囲気の探索的研究;授業雰囲気尺度の作成と妥当性の検証 ほか)
第6章 教師と児童の相互交渉の検討(教師の「指示・確認」がもつ教授額的意味の検討;一斉授業における教師のフィードバックの現状 ほか)
第7章 総括(知見の整理;一斉授業の特徴と構造 ほか)
著者等紹介
岸俊行[キシトシユキ]
福井大学教育地域科学部附属教育実践総合センター准教授、博士(人間科学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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