世界の手触り―フィールド哲学入門

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世界の手触り―フィールド哲学入門

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779509100
  • NDC分類 389.04
  • Cコード C1036

内容説明

多様な領域を横断し、「他者」とともに考える、フィールド哲学への誘い。菅原和孝×池澤夏樹、菅原和孝×鷲田清一対談収録。

目次

フィールド哲学とは何か―思考するために適した場所で考えること
現成する場所、立ち現われる身体―掛け合い歌における身体の二重性
創発されるコミュニケーション―手話サークルにおける対面コミュニケーションの分析から
縛りからシバリへ―もうひとつのクールジャパン
『密閉都市のトリニティ』の祈り―シンメトリーの希望に向けて
時空を超えて暮らしを包む住居―モンゴル・ゲルのフレキシビリティー
フィールドワークの終わり、フィールド哲学のはじまり―身体の根源的受動性と変容可能性から
普遍主義と相対主義を「跨ぐ」―G・ベイトソンと菅原和孝、あるいは科学のトリックスターとしての文化人類学者
神霊の“秘匿‐獣化”とプレートの“召喚”―不可視の存在者たちの実在化の技法をめぐって
“猿=人”という問い
鏡なき社会の対他存在論
対談「フィールド哲学と臨床哲学」

著者等紹介

佐藤知久[サトウトモヒサ]
1967年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(人間・環境学)。京都文教大学総合社会学部准教授。専門は文化人類学

比嘉夏子[ヒガナツコ]
1979年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程満期退学。博士(人間・環境学)。日本学術振興会特別研究員(PD)/国立民族学博物館外来研究員。専門は人類学

梶丸岳[カジマルガク]
1980年生まれ。京都大学人間・環境学研究科博士後期課程単位取得満期退学。京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター非常勤講師。専門は文化人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ハチアカデミー

2
本書がかかげる「フィールド哲学」とは、「自分にとって当たり前だと思って意識していなかった初期設定に気づかされる」ものである哲学を、個人の思想として立ち上げるのではなく、他者との出会いによって経験するための場として、「フィールド」を見つめなおそうというもの。「人間と動物の境界」を探り続けてきた菅原和孝氏の思想と活動、そこからの派生研究などがまとめられる他、対談も所収。池澤氏との対談では、移動と現場での出会いや発見の楽しみが、鷲田氏とは「臨床心理学」と「フィールド哲学」の接続が語られるなど、共に刺激的。2015/07/09

check mate

1
全編に亘って菅原和孝先生への思慕に充ち満ちていて微笑ましい。内容的には菅原論文(サルトルに対する菅原先生と菅原鷲田対談が、両先生世代のサルトルやメルロ=ポンティに対する想いが感じられて面白い。2015/09/25

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