目次
インターネットと地理・空間
第１部 インターネット整備と地理的情報格差（地域情報化政策の変遷と地方行政広域化の下での課題；条件不利地域における地理的デジタル・デバイドとブロードバンド整備；低人口密度地域におけるブロードバンド整備と事業所のネット利用）
第２部 インターネットを利用した地域・産業の構築（インターネットによる地方自治体の情報発信；地場産業振興とインターネット：高齢者アグリビジネス「いろどり」の事例；商店街によるウェブサイトの開設と活用；医療分野におけるＩＣＴの利用）
第３部 生活者のインターネット利用とオンライン・コミュニティ（子育て世帯の「情報戦争」とインターネット；芸術・文化鑑賞者の行動特性とインターネット利用の実態；まちづくりにおけるインターネット利用）
著者等紹介
荒井良雄［アライヨシオ］
東京大学大学院総合文化研究科教授。博士（工学）
箸本健二［ハシモトケンジ］
早稲田大学教育・総合科学学術院教授。博士（学術）
和田崇［ワダタカシ］
県立広島大学経営情報学部准教授。博士（文学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
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財政基盤の弱い中山間町村の多くは、自治体としての地位を失い、新町の周縁に位置づけ直された。支所の機能縮小、議会なくなり、新議会へは地域代表を送りにくい難点がある。一方、迎える中心市からすると、市街地から離れた中山間地域にまで、均質な行政サービスを保証せねばならない、苦境がみえる（２３頁～）。その通り。また、CATVは費用対効果が問題となるが（３０頁）、木曽広域連合では、新公営CATV網を建設、利用し、ネット接続など情報サービス提供事業を開始。2015/07/22
