内容説明
移動を迫られる人々をいかに保護すべきか?冷戦後、世界に拡がる難民に対し、政府、援助機関、NGO、そして国際社会はどう対処してきたのか?
目次
序章 現代世界の難民・強制移動民の状況―激しく移り変わる避難原因とグローバル化する国際環境
第1章 冷戦後の国際環境―国家主権と介入
第2章 UNHCRと国際政治
第3章 先進国に庇護を求める人々
第4章 庇護政策の模索―脅威vs.道徳
第5章 抑制策の南への波及と滞留難民
第6章 都市への難民流入―実状と課題
第7章 支援と自立―つながりと架橋
著者等紹介
小泉康一[コイズミコウイチ]
1948年仙台市に生まれる。1973年東京外国語大学インドシナ科卒業。1977年東京外国語大学大学院修士課程修了。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)タイ駐在プログラム・オフィサー、英オックスフォード大学難民研究所客員研究員、ジュネーヴ大学国際関係高等研究所で研究に従事。現在、大東文化大学国際関係学部教授。専攻、難民・強制移動民研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。