目次
1 理論編(心理療法と認知行動療法;認知行動療法とは;認知行動療法の理論;認知行動療法の進め方)
2 臨床編(各精神疾患と認知スキーマとの関連仮説について;うつ状態・うつ病の認知行動療法;強迫性障害の認知行動療法;パニック障害の認知行動療法;対人恐怖症(社会恐怖症)の集団認知行動療法)
著者等紹介
長尾博[ナガオヒロシ]
1976年九州大学教育学部卒業。1978年九州大学教育学研究科修士課程修了。1981年九州大学教育学研究科博士課程単位満了中退。九州大学教育学部助手を経て、活水女子大学文学部教授。専攻、臨床心理学、精神医学、青年心理学。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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理論編: 心理療法と認知行動療法 認知行動療法とは 認知行動療法の理論 認知行動療法の進め方 臨床編: 各精神疾患と認知スキーマとの関連仮説について うつ状態・うつ病の認知行動療法 強迫性障害の認知行動療法 パニック障害の認知行動療法 対人恐怖症の集団認知行動療法 柔の極意ースキナーのオペラント条件づけ 精神分析から認知療法へ キャリア理論に貢献しているバンデューラ 心的外傷はことばでなく五感で再処理していく 精神分析から因子分析へ ブリーフセラピーの歴史 ラザラスのストレス理論 波乱万丈の人生・ワトソン2021/07/20
恋
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簡潔であり万人に読みやすい文章。 はじめの部分で、著者は自身を認知行動療法のエキスパートではないと書いている。 ベックがそうであったように、著者も別の心理療法を専門とするセラピストであり、その立場から認知行動療法を実際に行ってきた経験を本にしたかった、と書いてある。 しかしまったく、精神分析との対比などということもなく、認知行動療法でどのように治療が進むかを簡潔に述べるに徹する。 私自身は学部で認知行動療法の科目を受けていたため、概念の整理に役立った。本格的に理論を学ぶ前の導入として良いと感じた。2019/09/28
ゼラニウム/フウロソウ科
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図書館にない2021/11/19