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内容説明
極限の環境のなかで生きる牧民たちの世界。アンデスやヒマラヤの高所世界、モンゴルの乾燥地域で家畜とともに暮らす人々。その知られざる実態と変容を克明に追った、35年にわたるフィールドワークの記録。
目次
モンゴルの遊牧―ゴビ地方を中心に
モンゴル最北部・山岳タイガのトナカイ遊牧
「小チベット」ラダーク・チャンタン高原における遊牧
チベット高原の多様な牧畜
ヒマラヤの移牧(ネパール;ラダーク;ブータン)
アンデスのユニークな牧畜―定牧
アンデスの「殺さない狩猟」チャク
フィールドから学ぶ(新たな牧畜論の展開;高所から世界を展望する)
著者等紹介
稲村哲也[イナムラテツヤ]
1950年、静岡県に生まれる。東京大学大学院社会学研究科(文化人類学専攻)博士課程単位取得退学。現在、放送大学教授、愛知県立大学名誉教授。アンデス、ヒマラヤ、モンゴルなどで、主として牧畜文化に関する文化人類学調査研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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