• ポイントキャンペーン

高校・大学から仕事へのトランジション―変容する能力・アイデンティティと教育

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 250p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779508318
  • NDC分類 366.29
  • Cコード C3037

目次

学校から仕事へのトランジションとは
第1部 トランジションと教育(日本社会における「間断のない移行」の特質と現状;大学生の学力と進路職業選択;大学から仕事へのトランジションにおける“新しい能力”―その意味の相対化;“移行”支援としてのキャリア教育)
第2部 トランジションとアイデンティティ(アイデンティティ資本モデル―後期近代への機能的適応;多元的自己と移行過程;後期近代における“学校からの仕事への移行”とアイデンティティ―「媒介的コミュニティ」の課題)

著者等紹介

溝上慎一[ミゾカミシンイチ]
京都大学高等教育研究開発推進センター准教授、京都大学博士(教育学)。1970年生まれ。神戸大学教育学部卒業、1996年京都大学高等教育教授システム開発センター助手・講師を経て、2003年より現職。大学院教育学研究科兼任。大阪府立大学高等教育開発センター顧問。日本青年心理学会常任理事・編集委員、大学教育学会常任理事・編集委員、日本教育心理学会常任編集委員、“Journal of Adolescence”Editorial Board,“International Conference on the Dialogical Self”Scientific Committee委員。公益財団法人電通育英会大学生調査アドバイザーほか。専門は、青年心理学(現代青年期、自己・アイデンティティ形成、自己の分権化)と高等教育(大学生の学びと成長、アクティブラーニング、学校から仕事へのトランジション、高大接続)

松下佳代[マツシタカヨ]
京都大学高等教育研究開発推進センター教授、京都大学博士(教育学)。1960年生まれ。京都大学教育学部卒業、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程研修指導認定退学。京都大学教育学部助手、群馬大学教育学部助教授、京都大学高等教育教授システム開発センター助教授を経て、2004年より現職。大学院教育学研究科兼任。日本教育学会理事、大学教育学会理事・編集委員、日本教育方法学会理事、日本カリキュラム学会理事、文部科学省「育成すべき資質・能力を踏まえた教育目標・内容と評価の在り方に関する検討会」委員ほか。専門は教育方法学、大学教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

センケイ (線形)

10
元は高校生活を描くアニメの考察の一環で手に取ったが、並行して読んでいたメリトクラシーの話としても、またアイデンティティの理解としても大いに役立つ読書経験だと気づき始める。また、学生時代からはだいぶ時間のたった自分のような大人が、若者の隘路に迷い込む様子をどのように助けられるかのヒントにもなり、読了までに時間を掛けてしまったが、自分のライフステージと重ねて読める面もあったと思う。ぜひ若者の居場所作りを考える上でもこの読書経験を役立てたいものだ。2024/10/25

とと

0
 アイデンティティのあたりが内容としてわかりづらいと感じた。しかしその章こそが伝えたい部分であることはひしひしと伝わってきた()2016/04/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8036431
  • ご注意事項

最近チェックした商品