内容説明
なぜCDは売れなくなったのか?なぜ日本の音楽シーンは世界から孤立し、画一化してしまったのか?音楽産業の現状、デジタル化や著作権の問題、ロックの歴史と日本のヒットソングの構造まで、ポピュラー音楽の歴史と現状をトータルに解説する初の大学テキスト!
目次
第1章 日本の音楽産業の現状と問題点
第2章 日本の音楽産業の構造
第3章 音楽のデジタル化
第4章 日本における音楽ビジネスの歴史
第5章 音楽著作権と著作権ビジネス
第6章 公共財としての音楽?
第7章 ロックとポピュラー音楽の歴史
第8章 日本のポピュラー音楽の世界進出の可能性について
第9章 2000年代の日本のヒットソングの構造分析
第10章 ヴィジュアル系ロックの誕生と歴史―成立からブーム終焉まで
著者等紹介
高増明[タカマスアキラ]
1954年生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。京都大学経済学博士。1991年にOSU‐DMF Recordsを設立、現在まで経営を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
1.3manen
14
趣味が高じて研究書にまで深化したかのような本。第6章の文化経済学はボーモル、ボーエンの紹介があり、参考になる。洋楽は各種アーティストの紹介があり、趣味で楽しむ読者も満足できそうな内容。2014/03/07
nizimasu
6
かなり独特な本。大学での社会学の講義を意識したものであるから、タイトル通りのカルチュラルスタディーズのようなイメージとはちと違う。音楽業界の市場分析をしたかと思えば、その重要なファクターである録音技術、さらには著作権、音楽史に日本の状況やヒット曲分析など多岐にわたる。散漫な印象もなきにしもあらずだが、むしろ著者のほとばしる音楽愛ゆえの分類かと思うと微笑ましい。なんといってもJ-POPのヒット曲分析は、社会学のそれでなく、ミュージシャンの仕事だ。ある意味、意外性が収穫でありました2014/03/01
tenorsox
1
音楽業界について網羅的に学ぶための教科書として企画されただけあって、主なプレイヤーと其々の役割や収益モデル、著作権や印税等の権利関係、再生機やレコーディング技術の変遷、国内外の音楽史、日本のポップスの特徴(と世界市場での限界?)等、かなりの広範囲にわたって解説されている。項目によっては表層的だったりディテールの過不足があったりするが、ここまで大項目で網羅してあれば十分に役割を果たしているのでは。ただいかにも教科書的な記述が延々と続くため、一定の知識&多少の興味を持つ人でないと最後まで読み切るのは辛いかも。2025/11/11
tegege
1
多様な視点で概略語るスタンスは素直に評価する。まさに大学一般教養用の教科書だが、ここまで広い範囲を講義できるのやら。内容の薄さはやむを得ないところか。2014/01/23




