ポピュラー音楽の社会経済学

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 321p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784779508073
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

内容説明

なぜCDは売れなくなったのか?なぜ日本の音楽シーンは世界から孤立し、画一化してしまったのか?音楽産業の現状、デジタル化や著作権の問題、ロックの歴史と日本のヒットソングの構造まで、ポピュラー音楽の歴史と現状をトータルに解説する初の大学テキスト!

目次

第1章 日本の音楽産業の現状と問題点
第2章 日本の音楽産業の構造
第3章 音楽のデジタル化
第4章 日本における音楽ビジネスの歴史
第5章 音楽著作権と著作権ビジネス
第6章 公共財としての音楽?
第7章 ロックとポピュラー音楽の歴史
第8章 日本のポピュラー音楽の世界進出の可能性について
第9章 2000年代の日本のヒットソングの構造分析
第10章 ヴィジュアル系ロックの誕生と歴史―成立からブーム終焉まで

著者等紹介

高増明[タカマスアキラ]
1954年生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。京都大学経済学博士。1991年にOSU‐DMF Recordsを設立、現在まで経営を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

14
趣味が高じて研究書にまで深化したかのような本。第6章の文化経済学はボーモル、ボーエンの紹介があり、参考になる。洋楽は各種アーティストの紹介があり、趣味で楽しむ読者も満足できそうな内容。2014/03/07

nizimasu

6
かなり独特な本。大学での社会学の講義を意識したものであるから、タイトル通りのカルチュラルスタディーズのようなイメージとはちと違う。音楽業界の市場分析をしたかと思えば、その重要なファクターである録音技術、さらには著作権、音楽史に日本の状況やヒット曲分析など多岐にわたる。散漫な印象もなきにしもあらずだが、むしろ著者のほとばしる音楽愛ゆえの分類かと思うと微笑ましい。なんといってもJ-POPのヒット曲分析は、社会学のそれでなく、ミュージシャンの仕事だ。ある意味、意外性が収穫でありました2014/03/01

tegege

1
多様な視点で概略語るスタンスは素直に評価する。まさに大学一般教養用の教科書だが、ここまで広い範囲を講義できるのやら。内容の薄さはやむを得ないところか。2014/01/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7891048
  • ご注意事項

最近チェックした商品