奈良大ブックレット<br> 邪馬台国からヤマト王権へ

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邪馬台国からヤマト王権へ

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  • サイズ A5判/ページ数 109p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779507977
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0321

内容説明

邪馬台国はヤマトにあった!考古学調査と最近の研究成果で検証。

目次

第1章 纒向遺跡の発掘調査―卑弥呼の宮殿を探して(纒向遺跡とはどんな遺跡なのか;出土器から見えてくるもの;纒向遺跡の首長居館 ほか)
第2章 考古学からみた邪馬台国と初期ヤマト王権―大型古墳の出現とヤマト政権(古墳の出現と邪馬台国大和説;広域政治連合成立の契機 ほか)
第3章 邪馬台国からヤマト王権へ―纒向遺跡は何を語るのか(纒向遺跡の調査成果;建物復原案からの想定 ほか)

著者等紹介

橋本輝彦[ハシモトテルヒコ]
考古学専攻。1969年、奈良県吉野町生まれ。桜井市教育委員会文化財課係長。桜井市纒向学研究センター主任研究員。奈良大学文学部国文学科卒業。専門は弥生時代終末から古墳時代前期にかけての土器や墳墓など。纒向遺跡の学術調査を担当

白石太一郎[シライシタイチロウ]
考古学専攻。1938年、大阪市生まれ。大阪府立近つ飛鳥博物館館長、前奈良大学教授。同志社大学大学院博士課程満期退学。国立歴史民俗博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。専門は古墳~飛鳥時代で、考古学から日本の古代国家、古代文化の形成過程を追求

坂井秀弥[サカイヒデヤ]
考古学専攻。1955年、新潟市生まれ。奈良大学文学部文化財学科教授。関西学院大学大学院博士前期課程修了。博士(学術)。専門は古代から近世までの総合的地域史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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chang_ume

6
2014年刊。橋本報告にて、纒向遺跡の大型建物群(建物BCD)の解説とその後の追加調査(建物E、大型土坑、方形溝区画)が過不足なく紹介される。白石報告では、3世紀情勢について大陸鉄資源の共同入手機構の成立とその後の邪馬台国連合と狗奴国連合の統合を画期とした時代区分について、近年進展した鏡研究を踏まえて語られる。後半のシンポジウムでは箸墓被葬者像の報告者間の解釈相違に関して、大型建物群の廃絶時期(庄内3末)と箸墓築造時期(布留0)の年代差を問題の焦点とする。纒向遺跡と初期ヤマト王権の入門編にふさわしい一冊。2024/08/15

ウォーカージョン

4
纏向遺跡辻地区の建物群の発掘状況。現在はさらに研究が進んでいるのだろうな。卑弥呼・台与から崇神天皇までもう少しで繋がりそう。2019/04/25

遊動する旧石器人

3
2010年、奈良大学で開催されたシンポジウム「邪馬台国からヤマト王権―纏向遺跡の新発見が語るもの―」の記録集。前半は橋本輝彦さんによる纏向遺跡発掘関連、後半は白石太一郎さんによる邪馬台国と初期ヤマト政権関連。末尾に討論が記録されている。纏向遺跡に関しては、概要と建物B,C,Dに関するお話。白石さんは、最近の研究までの成果で古墳時代が3C半ばまで遡り、最古が箸墓古墳で卑弥呼の墓の可能性が高いことを強調。鉄資源をめぐる争いの結果、瀬戸内海・畿内が北部九州に勝利し、西日本に連合ができたとする。狗奴国は東海。2014/04/09

A.Sakurai

1
纏向遺跡の大型建物発見を題材にした奈良大学でのシンポジウムをまとめた本.纒向遺跡は庄内式期と布留式期の前後期に分かれるが,主題の大型建物は庄内式期.纒向遺跡が大規模になり,大陸関係物が出土するようになり,箸墓古墳が作られるのが布留式期.ここまでは間違いなさそう.問題は邪馬台国のあった240年前後はどちらかということ.纒向遺跡を発掘していた橋本輝彦さんは土器編年から庄内式期.白石太一郎さんは古墳の編年と三角縁神獣鏡から布留式期と比定.大きくても50年という微妙なズレで邪馬台国の比定地はかなり変わる.2020/04/03

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