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「共同体」をめぐる政治学

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779506673
  • NDC分類 311.13
  • Cコード C3031

内容説明

近代化による分断の先に、人々の新たな連帯を模索。アレント論、石牟礼道子論、コミュニティ論など、多彩な議論を通じ、新しい「共同体」の可能性に迫る市民社会論。

目次

第1章 ハンナ・アレントにおける人間的なものの条件(『全体主義の起原』の論理;アレントの近代批判 ほか)
第2章 公共的人間の今日的位相(ロールズの議論;共同体の議論 ほか)
第3章 「高度成長期」の政治学における二つのパラダイム―疎外論と政策論の展開と交差(松下圭一の場合;高畠通敏の場合 ほか)
第4章 風景への帰属、あるいは帰属の風景(「私」に連なる世界;世界との分離―近代批判 ほか)
第5章 コミュニティ論の今日的位相とその射程―移動時代における「帰属」と「自治」の観点から(コミュニティ論の論点;コミュニティと場所性 ほか)

著者等紹介

伊藤洋典[イトウヒロノリ]
1960年大分県に生まれる。1986年九州大学法学部卒業。1991年九州大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。現在、熊本大学教授。博士(法学)。(政治思想専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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