内容説明
日本の生活文化に根ざした福祉社会を探究。生活学・家政学・民俗学そして二宮尊徳の報徳仕法など、多角的視点から生活文化を捉える。
目次
第1部 戦後日本の生活研究と家政学(戦後日本の生活研究の諸潮流とその特徴;戦後日本の生活研究と個人主義―日常的主体性の形成をめぐって;生活支援学としての「家政学」の基本的視点)
第2部 日本の生活文化と福祉社会(宮本常一の民俗学(一)―慣習と社会
宮本常一の民俗学(二)―相互扶助と自立
柳田國男と常民―基層文化の探究
二宮尊徳と報徳仕法―コミュニティ・ディベロップメントの源流
福祉社会の価値意識と協同関係)
著者等紹介
柴田周二[シバタシュウジ]
1948年兵庫県に生まれる。1972年京都大学経済学部卒業。1979年京都大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。博士(経済学)。現在、京都光華女子大学教授(専攻/社会経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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