大阪経済大学研究叢書<br> 大都市産地の地域優位性

大阪経済大学研究叢書
大都市産地の地域優位性

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  • サイズ A5判/ページ数 164p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779502910
  • NDC分類 509.21
  • Cコード C3033

内容説明

日本の町工場はなぜ生き残るのか。経済のグローバル化のなか、中小零細製造企業を主としつつも東西大都市地域に位置し、二大履物産地としてともに優位性を確立してきた、浅草と長田。両地域の未来に向けた取り組みなどを通して、大都市における製造業のあり方を探る。

目次

第1章 産業集積地域をめぐる「優位性」概念の変化
第2章 日米における履物産業の実態
第3章 阪神大震災における神戸ケミカルシューズ産地の変容
第4章 エスニシティによる社会経済的ネットワーク―在日韓国・朝鮮人と神戸ケミカルシューズ産地
第5章 東京都台東区履物産地の存立形態―高付加価値生産に向けたネットワークの形成
第6章 多様な地域資源のネットワーク形成による地域優位性の再構築
終章 大都市における中小零細企業の集積の持続性と地域優位性

著者等紹介

山本俊一郎[ヤマモトシュンイチロウ]
1974年生まれ。東北大学理学研究科博士後期課程修了。理学博士。現在、大阪経済大学経済学部准教授。専門は経済地理学。「水沢鋳物産地における製品転換と企業の存立形態」『季刊地理学』(58巻1号、2006年、東北地理学会研究奨励賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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