内容説明
「ネオ・エステティズモ」における人間存在の美とは何か。倫理学に美学的知見を取り入れた、「デザイン・ワールド」の人間存在論。
目次
「エスト‐エティカ」の展望―「デザイン・ワールド」へ
1 デザイン・ワールドの基本的デザイン(存在とデザイン―デザインのデ・サイン構造;「私」のスタイル―スタイルと人‐間;イデアリテートの構制―社会的デザイン形象)
2 芸術美と「仮象」(芸術の記号論的把握―ヘーゲルの芸術論;スタイルの詩学―ニーチェとゲーテ;「美」の幻想性とスタイル―フィードラーとニーチェ)
3 「ネオ・エステティズモ」―「美しくあること」(「ひとは詩人に生まれる」ことの美学―クローチェとシュライエルマッハー;エステティズモにおける芸術と生―その歴史的特質;「ネオ・エステティズモ」のデザイン―「存在の美学」)
著者等紹介
山田忠彰[ヤマダタダアキ]
1951年長野県に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。日本女子大学教授(専攻/倫理学・美学)。著訳書、クローチェ/パレイゾン『エステティカ―イタリアの美学 クローチェ&パレイゾン』(編訳)(ナカニシヤ出版、2005年)(第15回ピーコ・デッラ・ミランドラ賞受賞)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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