内容説明
人間関係を原因としたストレスに対して、どのように対処(コーピング)するのかという問題は、われわれの実生活においても重大な課題である。これらのことから、本論文は人間関係を原因としたストレスに対するコーピング、すなわち、対人ストレスコーピングに注目し、対人関係に起因したストレスが発生する過程において対人ストレスコーピングが果たす役割に焦点をあてた一連の研究である。
目次
第1章 本論文の問題と目的
第2章 対人ストレスコーピング尺度の作成
第3章 対人ストレスコーピングと精神的健康との関連性
第4章 社会的相互作用モデルにおける対人ストレスコーピング
第5章 対人ストレスモデルにおける対人ストレスコーピングの役割
第6章 総合的考察
著者等紹介
加藤司[カトウツカサ]
関西学院大学文学研究心理学専攻2002年修了。(心理学)博士。現在、東洋大学社会学部社会心理学科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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