出版社内容情報
2005年10月中旬刊行。
日本山岳会創立百周年記念出版。
日本全国4000山の情報を網羅!
北は択捉・国後などの北方四島の山から、南は西表・石垣などの南西諸島の山まで、日本全国の山に登った、撮った、調べた、そして書いた。
登頂体験をもとに足で書かれた4000山。
日本山岳会の英知がここに結集。
最新・最大の山岳百科事典がついに完成!
【本編】―山の解説
山の選定、登頂、調査、撮影、執筆に、日本山岳会の英知を結集。全国25支部の日本山岳会会員から、470名の執筆者と、多数の資料提供・協力者が参加。
深田久弥氏選定の日本百名山はもとより、各地の地元で愛されている無名の山々まで、全国約4000山の最新情報を満載。全国の山を、北は択捉(えとろふ)・国後(くなしり)などの北方四島の山から、南は西表(いりおもて)・石垣(いしがき)などの南西諸島の山々まで、90の山系・山脈に分類して、主脈の北から南へ、東から西へ、主脈から支脈の順に配列。
各山の内容は、山系・山脈の区分、山名の読み方、標高、所在地、山容、山の成り立ち、山名の由来、歴史、文化、民俗、登山記録、山頂の展望、登路の状況と道順や交通などを、その山に準じて解説し、主要な山には写真と概念図も掲載。巻末には検索し易い「山座総索引」(50音順・標高付)と、<山書目録>となる「参考文献一覧」も掲載。
本編=1800ページ
【総論】―日本山岳概説
日本の山脈・山地、地形について、日本山岳会会員で日本地理学会を代表する研究者が、最新の研究成果とデータ、調査によって執筆。図表多数掲載。
小疇 尚(明治大学)、小泉武栄(東京学芸大学)、岩田修二(首都大学東京)、清水長生(駒澤大学)
<総論の内容>
日本の地形系区分/I 日本の山脈の特徴/II 日本の山地の特徴(気候・植生と動植物・湖沼・湿原・地質・地形・非火山山地の起伏・火山・火山噴火史・氷河地形・雪蝕地形・周氷河地形・山の暮らしと産業・環境破壊と自然保護)/III 山地別解説(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州・南西諸島)
総論=200ページ