目次
序章 『正法眼蔵』を学ぶ人のために
第1章 伝統宗学の『正法眼蔵』解釈の批判的検討
第2章 『正法眼蔵』における中国禅の継承とその創造的展開
第3章 十二巻本『正法眼蔵』と七十五巻本『正法眼蔵』
第4章 『正法眼蔵』における時間と存在
第5章 日本哲学における道元禅の受容
第6章 現代思想と道元―比較思想の観点から
著者等紹介
辻口雄一郎[ツジグチユウイチロウ]
昭和29年愛知県生まれ。昭和53年早稲田大学第一文学部哲学科卒業。昭和56年駒澤大学大学院博士課程前期修了(禅学専攻)。平成8年論文「他と否定性―M.ブーバーと道元の比較思想的研究」により第一回曹洞宗宗学研究奨励賞受賞(曹洞宗宗学研究所)。平成9年論文「『正法眼蔵』と『存在と時間』における自己の所在について」および論文「田辺哲学と道元禅」により第九回比較思想研究奨励賞受賞(比較思想学会)。現在、愛知県立岡崎工業高校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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