目次
1 旅立ちの前に(日本の「かみ」とは?―十の特色;「まつり」とは?―「かみ」と人はどうかかわるか)
2 仏教と出会って発展する「かみ」(変容発展する「かみ」―仏教伝来以前の「かみ」と仏教と出会った「かみ」;仏教と出会って発展する「かみ」ステップ2―修行する「かみ」、出世する「かみ」八幡神;仏教と出会って発展する「かみ」ステップ3―仏になった「かみ」)
3 神職の言説の中で発展する「かみ」(「皇」字を欲しがる神―社寺縁起と伊勢神宮;「かみ」のパンテオンを乗り越え根源神へ;『神皇正統記』と出会った「かみ」―普遍神へ)
4 人と出会って発展する「かみ」(人の「たま」が「かみ」としてまつられること―御霊信仰;「心」と出会った「かみ」―吉田の「唯一神道」)
5 エピローグ(「かみ」と出会った人―三社託宣と「かみもうで」)
著者等紹介
加藤みち子[カトウミチコ]
千葉県出身。学習院大学文学部哲学科卒業。学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程哲学専攻修了(1998年)。博士(哲学、2008年)。現在、財団法人東方研究会研究員。学習院大学、学習院女子大学、東京経済大学他講師。専攻は日本思想(仏教・神道)、日本宗教文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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