目次
序 哲学は学びうるか―カントの哲学観を手がかりとして
1 わたしは誰―ソポクレス『オイディプス王』の人間観(偶然と運命;エディプス・コンプレックス;オイディプス王の悲劇 ほか)
2 世界は影(その1)―プラトンの哲人王の思想とイデア論(ギリシアにおける詩と哲学;哲人王の思想;イデア論 ほか)
3 世界は影(その2)―ベーコンのイドラ論(人間と偏見;イドラ;四つのイドラ ほか)
著者等紹介
松山壽一[マツヤマジュイチ]
1948年大阪生まれ。1973年法政大学文学部哲学科卒業。1981年立命館大学大学院文学研究科博士課程修了。1985‐86年テュービンゲン大学(旧西独)留学。1993年文学博士(法政大学)。1995年バイエルン科学アカデミー(ドイツ)留学。2003‐04年カイザースラウテルン大学(ドイツ)客員教授。現在、大阪学院大学教授。日本シェリング協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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