ポスト植民地主義の思想 (OD版)

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ポスト植民地主義の思想 (OD版)

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  • サイズ B6判/ページ数 310p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779190001
  • NDC分類 304
  • Cコード C0010

内容説明

インド生まれの脱構築派マルクス主義フェミニストが、新植民地主義システムにおける女性やアジア、アフリカの多様な位置を示し、ヨーロッパのポスト構造主義理論を逆撫でする。

目次

批評、フェミニズム、そして制度
ポスト・モダン状況―政治の終焉?
戦略、自己同一性、書くこと
文化的自己表現/代表の問題
マルチ文化主義の諸問題
植民地以後の批評家
カルカッタからの消印―インド
オープン・エンドの実践政治
『政治介入』のためのインタヴュー
『ラディカル・フィロソフィー』とのインタヴュー
暴力の構造と駆け引きする
新歴史主義―政治的コミットメントとポスト・モダンの批評家

著者等紹介

スピヴァック,ガヤトリ・C.[スピヴァック,ガヤトリC.][Spivak,Gayatri Chakravorty]
脱構築派マルクス主義フェミニスト。1942年インド西ベンガル州カルカッタ生まれ。1961年アメリカに留学し、その後定住。ポール・ド・マンに学ぶ。1976年ジャック・デリダ『グラマトロジーについて』の英訳を出版。長大な訳者序文で卓越したデリダ論を展開して脚光を浴びる。現在は、ニューヨークのコロンビア大学で教えるかたわら、オーストラリア、インド、カナダ、イギリスなどの「英語圏」で主に活躍中である

清水和子[シミズカズコ]
英米文学、英米女性史、詩人。法政大学他講師

崎谷若菜[サキヤワカナ]
英米文学、日米比較文学。1931年東京生まれ。東京音楽大学、中央大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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