出版社内容情報
市民と行政がタッグを組んでまちをより良いものにするためには
どうすればいいのか?
互いに共感し合い共創を実現することはできるのか?
市民と行政が本音をぶつけあって目的を達成した具体的なケース紹介から
そのロジックを考える。
「人を本気にさせ、巻き込み、参画者を増やすことは、市民のほうが上手」!
行政が弱さを見せて市民を迎え、課題解決を実現した手法とは!?
執筆する市民と行政職員=白澤美幸・河尻和佳子(第1章:千葉県流山市)、
中垣由梨・大垣弥生(第2章:奈良県生駒市)、
室越礼一・浅賀亜紀子(第3章:栃木県那須塩原市)。
<もくじ>
第1章 街は常に変化があり完成形がない
―千葉県流山市
第2章 刺激を与え合い何回も繰り返す
―奈良県生駒市
第3章 信じてみたら想定以上の効果があった
―栃木県那須塩原市
第4章 市民の本音と行政への期待(市民鼎談)
第5章 行政職員が地域で生きる(行政職員鼎談)
内容説明
市民と行政がタッグを組んでまちをより良いものにするためにはどうすればいいのか?互いに共感し合い共創を実現することはできるのか?市民と行政が本音をぶつけあって目的を達成した具体的なケース紹介からそのロジックを考える。「人を本気にさせ、巻き込み、参画者を増やすことは、市民のほうが上手」。行政が弱さを見せて市民を迎え、課題解決を実現した手法とは。
目次
第1章 すみっこプレーヤーだから実現した協働(千葉県流山市)(エールを送り、一緒にプロジェクトをしたくなる職員がいた;友人でもビジネスパートナーでも相棒でもない関係 ほか)
第2章 人は出会いだけでは決まらない(奈良県生駒市)(成長が関係をつくり、関係を変える;まちを想う気持ちでともに楽しむ ほか)
第3章 信じてみたら想定以上の効果があった(栃木県那須塩原市)(行政を後方から見守る、支えるポジションもある;動くことによって見えてくるもの ほか)
第4章 市民の本音と行政への期待(市民鼎談)(ズバズバ言うけど私の可能性に気づかせてくれた担当者の人柄に興味がわいた;わからないと言われて立ち止まることができた ほか)
第5章 行政職員たちが語る「市民は行政と協働を創れるか」(行政職員鼎談)(共感するポイントはどこにある?;街のため?自分のため? ほか)
著者等紹介
河井孝仁[カワイタカヨシ]
東海大学文化社会学部広報メディア学科教授。博士(情報科学・名古屋大学)。静岡県職員、静岡総合研究機構研究員を経て現職。専門は、行政広報論、シティプロモーション、地域情報論。公共コミュニケーション学会会長理事、日本広報学会常任理事、総務省地域情報化アドバイザーなどを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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