内容説明
NPBでもMLBでもない、「野球人」としての多様な生き方はまだある!旧態依然の価値観に一石を投じる野球人の生の声を、いまも米国独立リーグで選手として活躍する著者が聞き書き。本書に登場する個性的な選手たちのライフストーリーは、激動の社会を生き抜く「野球人」以外の人たちにとっても大きな示唆を与えるだろう。
目次
1 野球界への挑戦(田久保賢植)
2 成長と自己実現(春山凌)
3 自分の思いに忠実に(井野口祐介)
4 高校野球未経験のコンプレックスを長所に(蛇澤敦)
5 社会人企業チームをつくる(飯田祥多)
6 野球界に残せるもの(三好貴士)
7 メジャーリーグをメジャーリーグたらしめるもの(植松泰良)
8 メジャー経験者から見る挑戦者たち(マック鈴木)
著者等紹介
宮寺匡広[ミヤデラマサヒロ]
1986年東京都生まれ。2005年日本大学第三高等学校卒業(硬式野球部所属)。2007年慶應義塾大学文学部入学。2012年慶應義塾大学文学部卒業(硬式野球部所属)。2012年株式会社セブン‐イレブン・ジャパン入社。2013年同社退職。2013年アメリカ独立リーグ、ペコスリーグ(ラスベガス・トレインロバーズ)。2014年アメリカ独立リーグ、インディペンデント・ベースボールリーグ(オハイオ・トラベラーズ)。オーストラリア、ニューサウスウェールズ・ステートリーグ(マッカーサー・オリオールズ)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
SU
2
宮寺さんの話も読みたいですら2018/10/24
guanben
0
NPB。即ち日本プロ野球機構。プロ入り出来なかった選手たちが、セカンドキャリアとして、いかにして「野球で食べる道」を切り開いたか。登場人物たちは非常に聡明。やはり野球バカでは野球では生きていけない。2017/10/09
siomin
0
プロ野球に進みたいと思っていても,全員が全員プロになれるわけがない。ケガや人間関係でキャリアが中断することもあるかもしれない。NPBを目指すもののドラフトにかからず,独立リーグや海外などで夢を託す人たちのインタビュー集。これを読むと,プロに入って活躍するためには実力だけでなく運やめぐりあわせが必要なんだなとも思います。めぐりあわせが悪かった人を救済する術もあったほうが良いけど,現状でもかなりの狭き門なのは難しい。この本に出てくる人もけっこう流転しまくっている。悔いなく野球を諦めるのも難しい。2024/06/20
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