アブホーセン―聖賢の絆〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 305p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784072529485
  • NDC分類 933
  • Cコード C0198

内容説明

アンセルスティエールの路上、じつに三百年ぶりの惨劇が起こった。古王国国王タッチストーンとサブリエルが暗殺されたのだ。新アブホーセンとなったライラエルは、自分の責任を果たし、罪のない人々を救うために、必死になって敵を追う。だが、彼女を待ち受けていたのは、予想をはるかに超えた惨状だった―。『古王国記』感動の完結。

著者等紹介

ニクス,ガース[ニクス,ガース][Nix,Garth]
1963年オーストラリア、キャンベラ生まれ。キャンベラ大学卒業後、編集者となるが、その後、ヨーロッパ、中近東、アジアを放浪。マーケティング・コンサルタント、出版エージェントを経て、現在にいたる。『古王国記』でファンタジー作家としての確固たる地位を獲得。『セブンスタワー』シリーズ(小学館)は映画化も決定し、現在とりくんでいる“The Keys to the Kingdom”シリーズは欧米でベストセラーとなっている

原田勝[ハラダマサル]
1957年生まれ。東京外国語大学卒業、埼玉県在住。英語圏のヤングアダルト小説を中心に翻訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さるる

10
再読。冒頭から衝撃をうけ、安全なアブホーセンの館に辿り着き休息も束の間、旅の先を急ぐ一行に心配がつのるばかり。モゲットはいったいどんな役回りなのか、敵なのか味方なのか全く読めず、支えは献身的な犬だけだ。その犬にしても正体を隠したままみたいなのだが。それでもライラエルとサムは随分仲間らしくなってきた。行く道は相変わらず屍累々。戦いも厳しくなる。ニックの中の殲滅者との戦いは間一髪だった。ライラエルの肉体と精神の疲労も限界に近い。その中で犬の愛情深い行為にはほっとする。特に石鹸。日常の行為は生への助けになる。2018/08/30

duzzmundo

9
古王国記3作目。「非Aの世界」を読みはじめ、おもしろいな思っていたところで届いたため、こちらに乗り換え。おかげで最初は「非Aの世界」に後ろ髪を引かれて乗れなかったですが、上巻終わってみればやっぱりおもしろかった。ヒロインであるライラエルと「殲滅者」との戦いは近づいてるもよう。続いて下巻へ。2020/10/25

寧々子

7
アブホーソンとしての使命を受け入れたものの、率先して動くには自信がないライラエルを「不評の犬」が寄り添い助けます。 前作では不甲斐なかったサムもようやく成すべきことする決心がついたのか、ライラエルを支えようとします。 上巻は頑張ってはいるけれど頼りない2人にハラハラしながら読みました! ライラエルたちが対峙しなければならない敵の正体も、なかなか詳しくわからないので一層不安感が増しました!2017/10/09

しまっち。

5
びっくりしたよ~。サブリエルとタッチストーン無事でよかった~。だんだん謎がほぐれてきて、切羽詰まった世界の危機、ここは一気に畳み込んで読むしかないでしょう。でも上下巻にわけなくてもよかったと思うけども。ちゃんと全部の謎は解ける?とにかく下巻へ急ぎます。2014/02/03

ぴんくぱんさー

3
とうとう、てゆーところで続く…ちゃんとモゲットがなんなのか犬がなんなのか、サメスはどんな役割なのか、銀の半球がどーなるのか、解決するんだろうか…とにかくモゲットと犬が気になる(笑)サブリエルとライラエル、キャラかぶる。別人のお話とは思えない。2012/12/18

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