内容説明
国家統治と権力への懐疑!自由と権利の確立へ!アメリカ合衆国憲法の成立過程から立憲主義の在り方を検証する。
目次
第1章 舞台は整う
第2章 審議はじまる
第3章 「人口比例代表か、州平等代表か」―立法部権力の構成をめぐって
第4章 「行政長官は一人か、複数か」―行政部権力の構成をめぐって
第5章 激論―会議ご破算の危機
第6章 最初の憲法草案起草へ
第7章 「権利の章典がない」―憲法案採択へ
第8章 波乱の批准会議―権利の章典の要求
第9章 未完の権利章典―奴隷制廃止と「法の平等な保護」
第10章 結びにかえて―日本の改憲作業の危うさ
付録 アメリカ合衆国憲法
著者等紹介
近藤健[コンドウケン]
1933年、東京都生まれ。国際基督教大学教養学部社会科学科卒。1957年毎日新聞社入社。サイゴン(ヴェトナム)特派員としてヴェトナム戦争を取材、その後、ニューヨーク、ワシントン特派員、外信部長、論説委員などを経て、1989年国際基督教大学国際関係学科教授。1999年愛知学院大学文学部国際文化科教授。2003年退職。専門はアメリカ研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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